2006/01/04

LaTeX には、テキストをワク囲みするためのまともな環境がない。screenみたいな、minipageを使う環境は全部だめな。footnoteが使えないから。そもそも改ページできないし。で、Knooth本を読んだり Web を見たりしていると、やっぱり本当におかしいのは TeX でも LaTeX でもなく、LaTeX 信者なんだと確信してくる。LaTeX ベースのシステムそのものは、しばらく便利に使わせてもらいます。
LaTeX 信者の特徴は、Web で \ を \ を使って表したがることだ。ありゃどういう風習なんだ? コピペでいきないじゃん。しかしそんなこと言おうものなら、TeXの習得には練習あるのみです、とかいわれかねない(これもまた信者の特徴)。練習して熟練するようなもんじゃないとおもうんだが。ツールだぜ。同じツールでもセンスのいいものなら喜んで勉強したいが。
しかたがないので、ページをまたぐことができ、かつfootnoteを安直に付けられる書籍コラム用のlatex環境を、かつて仕事で作った。今度また必要になりそうなので、仕事中に作った部分は改めてスクラッチから作りなおし、public domain で晒しておくことにしようと思う。

column.sty

出力例(まだ)

実体はlongtable環境。どこでも改ページできるわけではなく、段落の切れ目でのみ改ページできる(もちろん手動で改行を入れればそこで改ページできる)。longtableがけっこう強力なので、このコラムの内部にもほとんどの要素をぶちこめると思う。
なお、column.sty とか名前はついているけれど、スタイルファイルとして汎用に使えるわけじゃないです。コンピュータ書に多い、B5変形で使った場合の一例を公開しているものにすぎないと考えてください。とくに、ワクの上下の角丸の罫線の定義は相当きたない。あくまでも、これをパラメータをあちこちいじればほぼ使える環境がカスタマイズできるはず、というレベルのものであって、「コラム」と呼ばれるスタイルに汎用の要素を切り出して整理したりするつもりはないのであしからず。

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