2017/12/06

英語圏のIT系技術書ブランドについての雑感

この記事はpyspa Advent Calendar 2017の6日めのために書きましたが、アマゾンアソシエイト目的です。

『退屈なことはPythonにやらせよう』が出た

2017年にブレイクしたPythonの本といえば、オライリー・ジャパンから発行された『退屈なことはPythonにやらせよう』ですよね。

実はこの本、そのむかし、自分でも翻訳発行をひそかに検討していたのです。 当時の翻訳者候補の方とのDMをさかのぼってみたら、少なくとも2015年7月以前の話でした。 「非プログラマーでもプログラミングしようぜ」という趣旨で著された本書は、わたし自身の書籍企画の方向性によくマッチしていました。 それで本書に目を付けたのですが、いかんせん分量は多いし、Pythonは日本だと入門者向け言語としていまいち盛り上がらないし(当時の話です)、なにより例題があんまりぐっとこないねという話で、そのときは企画化をパスするという結論を出しました。 これは余談にして重要なポイントでもあるんですが、それから起きた出来事を思うと、このとき本書を自分が企画化しなかったのは別の意味でも正解でした。

それから数年たち、Pythonブームという絶好のタイミングで本書が日本語化され、たくさんの人に読まれるに至ったのは、掛け値なしにとてもうれしいことです(ほんとだよ)。 逃がした魚は大きい的な気持ちもないではないですが、ぶっちゃけると、オライリーという看板で出たことが本書の日本での普及にとってとても大きなことだったと思います。

さて、ここで「アレ?」と思う人がいるかもしれません。 「この本はオライリーなのに、オライリーの編集者じゃないおまえが企画を検討してたって、いったいどういうこと?」

オライリーの本はO'Reillyの本とは限らない

『退屈なことはPythonにやらせよう』の原書は、O'Reilly Mediaではなく、No Starch Pressという北米の出版社による発行です。

https://www.nostarch.com/

この出版社の名前を聞くのは初めてという人でも、コンピュータ書に関する情報を気にしている方なら、その発行タイトルのなかには知っているものが少なからずあるでしょう。 No Starch Press発行の本で翻訳されているものを、思いつく限りざっと並べてみます(もちろん全部ではありません(たぶん))。

そうそうたるラインナップですよね。 さらに面白いことに、No Starch Pressは『マンガでわかる統計学』などの英語版の出版社でもあります。

いまではこんなにすごいNo Starch Pressですが、もとはBill Pollockという人が立ち上げた小さな出版社でした。 2006年にBillさんに会ったころもまだまだ小さい出版社でしたが、この10年くらいで一気に魅力的なラインナップを増やし、いまではIT系技術書界隈でかなりの存在感を示しています。 ここでまた余談だけど重要なポイントとして、2006年にBillさんに『マンガでわかる統計学』の版権買ってよという話をするとき、「エディターです」と自己紹介したら、「おれはパブリッシャーだぜ」と冗談で返されたのが自分のなかではものすごい衝撃で、いつかおれもパブリッシャーって名乗るぞとぼんやり思ったのでした (もっともBillさんはぼくのことさえ覚えてない気がする)。

話をもどすと、上記のNo Starch Pressの翻訳書のなかには、『退屈なことはPythonにやらせよう』以外にも、いくつかオライリー・ジャパン発行のものが含まれています。 つまりオライリー・ジャパンから発行されている翻訳書は、必ずしも世界的な技術書ブランドであるO'Reilly Mediaのタイトルだけではないのです。 オライリー・ジャパンの中の人は、No Starch Pressをはじめ、さまざまな海外の出版社からこれはと思う良タイトルをO'Reilly Mediaに限らず探してきて翻訳発行しているわけです。 これぞO'Reillyというカバーだけど動物の版画でない本がけっこうあるのは(宇宙人までいる)、そういうわけなのです。

No Starch Press以外で、日本ではO'Reillyブランドの技術書として誤認されてるんじゃないかなと感じてる本としては、たとえばこんな例があります。

上記6点は、すべて原書出版社がちがいます。当ててみよう。Hayao(-ε-δ)‏ さんに教えていただいたのでアソシエイト効果がありそうなほうを追記しました。Hayao(-ε-δ)‏ さんありがとうございます!)

なお、逆のパターンである「O'Reillyの本がオライリーから出ているとは限らない」も真です。 ただし、最近はO'Reilly Mediaのラインナップの魅力が落ちてるのと、O'Reillyブランドで魅力的なのはオライリー・ジャパンがしっかり出してくるので、ほぼオライリー・ジャパンから出てきているように見えます。

動物だけではない英語圏の技術書ブランド

ここまで長々とアマゾンアソシエイトを張りまくってきましたが、ここからが本記事のタイトルでもある「雑感」です。

2017年現在の英語圏におけるIT系出版社のブランド地図は、たとえば2000年代前半のそれとはかなり変動しています。 2000年代前半は、その当時で創業20年くらいのイケイケO'Reilly Mediaに圧倒的なブランド力がありました。 しかし現在は、この記事でも一押しのNo Starch Pressはじめ、やはり中堅どころのManning Publicationsなど、現時点で創業20年前後を迎えている中小の出版社のほうがむしろ精力的に面白い書籍を生み出している印象があります。 彗星のごとく登場してあっというまに手堅い出版社となったPragmatic Bookshelfも、これから創業20年前後にかけて、もうひと化けするかもしれません。

そうした出版社に比べると、すでに40年近い歴史を持つO'Reilly Mediaは、経営規模で見ても大手出版社として網羅的なラインナップを擁し、中小出版社の書籍の発売元として流通を支える存在にまで成長していますが、発行書籍の面白さとかクオリティという点では最近ぱっとしないなというのが率直な感想です。 それに呼応するように、いま企画が好調なオライリー・ジャパンが、少なくとも翻訳書についてO'Reillyタイトル依存でなくなっているというのは感慨深いところです。 そういえばオライリー・ジャパンも、いまちょうど創業20年ちょっとですね。

一方、O'Reilly Mediaよりさらに老舗のPearsonや、そのハイエンドコンピュータ書籍のレーベルとしてのAddison-Wesleyは、タイトル数こそ多くないですが、IT系技術書出版社としての信頼感はいまなお顕在だなあと感じることがわりとあります。 タイトルに対する信頼感という意味では、The MIT PressやCambridge University Pressなどの大学出版系も依然として強くて、これからも日本語で読めるようにしていくべきだと思えるような本はこのへんの老舗出版社のものがますます多くなるのかも、と思っています。

精力的といえば、英国を拠点に爆発的にラインナップを増やして一気に存在感を増したPacktという出版社もあります。 Packtの特徴は、とにかく最速であらゆるIT系のトピックについて書籍の形をしたものをそろえるという戦略です。 そうしたラインナップ網羅主義は、ある意味ではO'Reilly Mediaが目指してきたところだとも思います。 ラインナップ網羅主義には、個別のタイトルの出来不出来をケアできないという面があるので、個人的には避けていきたい方向性ですが、いかんせん展開が速いので、Packtの傾向にも注目だけはしていこうと思っています。

今回のオチ

日本語圏におけるIT系技術書の状況については、あまり大きなことを言える立場にないですが、いろんな人たちの紆余曲折とか踏ん張りとか地道な出版活動とかあって、いろんなブランドが盛り上がったり、消えたり、地に落ちたり、新しく誕生したりしています。

そんななかで、この記事をここまで読んでアマゾンアソシエイトを踏まなかった方には、2017年に4つのタイトルを発売して始動したラムダノートというIT系技術書出版社の名前を覚えてもらえるとうれしいです。

2017/12/03

TeXでつくる『RubyでつくるRuby』

この記事はTeX & LaTeX Advent Calendar 2017の3日めのために書きましたが、宣伝目的です。

TeX & LaTeX Advent Calendar 2017の重点テーマは「TeXでつくるアレ」とのことですが、偶然にも2017年、よく似たタイトルの『RubyでつくるRuby』(遠藤侑介著)という本が出ました。 プログラミング言語を学ぶときの例題としてプログラミング言語をつくる以上に格好のネタはない、という趣旨の本です。

プログラミング言語をつくるというと、なにやら難しく聞こえるかもしれませんが、『RubyでつくるRuby』では、わずか150ページのなかにそのエッセンスを凝縮しています。 本文の理解を助けるかわいらしいイラストもフルカラーでふんだんに用意されているので、はじめてプログラムを書いてみようかなという人でも、おそらく(願わくば)読み通せる内容です。 電子書籍はなく、古き良き紙の本のみですが、電子版がいいという人はAscii.jpでもとになった連載が読めるので、そちらをどうぞ!

プログラミング言語の処理系が扱うデータは「木」

『RubyでつくるRuby』では、プログラミング言語Rubyで書かれたプログラムを処理して実行するプログラミング言語を、プログラミング言語Rubyでつくります。 つまり、本書の読者が書くことになるプログラムが処理するのは、Rubyのプログラムです。

Rubyに限りませんが、多くのプログラミング言語では、プログラマーが書いたプログラムを実行する前に、そのプログラムをまず「木」と呼ばれる種類のデータへと変換します。 この「木」は、その名のとおり樹木のような姿をしていて、「枝がのびる節」と「葉」があります。

このへんは、文章で説明するよりも、絵で見るほうがはやいでしょう。 たとえば、次のようなRubyのプログラム(四則演算だけですが)がどんな木になるかというと……

(1 + 2) / 3 * 4 * (56 / 7 + 8 + 9) 

こんな木になります。式で見るより、項どうしの演算の関係がわかりやすいですね。

本書の解説には「木」を扱う場面がたくさん出てくるので、説明文やコードに加えてこんな具合に木の絵をたくさん用意できれば、いま説明しているデータの姿がどんなようすなのか「ひとめ」でわかります。 なので、ぜひ木の絵はたくさん載せたい。

かといって、こういう木の絵をぜんぶイラストレーターさんに描いてもらうのもたいへんです。 描くほうだけでなく、間違ってないかチェックするほうもめんどくさい。 それなりの見た目で、なおかつ間違いなくプログラムの木を描くには、どうすればいいでしょうか?

そう、TeXを使えばいいのです。 実際、上に例として出した木もTeXで生成しています。

TeXで木を描く

というわけで、前置きが長くなりましたが、『RubyでつくるRuby』の木の絵をTeXでどう描いたかをちょっと紹介します。 書籍『RubyでつくるRuby』では、プログラムの木を、Rubyにおける配列表現からTeXで生成しました。 これなら手間もかからず、なにより作図にともなう間違いもありません。

tikz-qtreeパッケージの使い方

木は、プログラムに限らずいろいろな場面に出てくるデータ構造なので、関連するTeXパッケージがわりとたくさん出そろっています。 そのなかで『RubyでつくるRuby』の木を描くのに選んだのは、 tikz-qtree というTikZベースのパッケージです。

https://ctan.org/pkg/tikz-qtree

この tikz-qtree パッケージを選んだ理由のひとつは、上下逆向きの木構造を手軽に描けることです。 木構造を描くときは、根を上にする(つまり本物の樹木でいったら上下逆)ことが多いのですが、本書の場合にはイラストにある本物っぽい木の絵とシームレスに読み替えてもらいたいので、根を下にして木構造を描ける機能が重要だったのです。

tikz-qtree のミニマルな例を示します。これは 2 * 4 というRubyプログラムの「木」の例です。

\documentclass[tikz,convert={outext=.png}]{standalone} 
\usepackage{tikz-qtree}
\begin{document}

\begin{tikzpicture}
  \Tree [.*
          [2 
           \node[draw]{4};
          ]]
\end{tikzpicture}

\end{document} 

\Tree[ ] のなかに、木を描いてきます。 [ ] を入れ子にすると、その中に書いたものが子どもの要素になります。 要素としてスペース区切りで値を書き込めば、それが葉になります。 子を持つ要素には、値の前に「 . 」をつけます。 上の例では、根にあたる「 * 」に「 . 」が必要です。 さらに上の例では、TikZの \node 命令がそのまま使えることを示すために、「4」のほうだけ枠をつけてみました( \node 命令なので末尾に ; を忘れずに!)。

上記を tree.tex として保存し、以下のようにpdflatexで処理すれば……

$ pdflatex --shell-escape tree.tex 

こんな絵が得られます。

この木の上下をさかさまにするには、 tikzpicture 環境に [grow'=up] というオプションをつけるだけです。

\documentclass[tikz,convert={outext=.png}]{standalone} 
\usepackage{tikz-qtree}
\begin{document}

\begin{tikzpicture}[grow'=up]
  \Tree [.*
          [2 
           \node[draw]{4};
          ]]
\end{tikzpicture}

\end{document} 

このままだと絵として味気ないので、色をぬったり、枠の形を変えたり、線の幅を調整したりするわけですが、そのへんはTikZの \node をごにょごにょいじるというつまらない話なので割愛します。 TikZのマニュアル(むかしは400ページくらいでしたが、いまでは1000ページ超)を片手にがんばってみてください。

TikZソースを木のソースから生成する

木の見た目を整えたら、毎回TikZを手描きするのはばかばかしいので、プログラムで生成するようにします。 『RubyでつくるRuby』で描きたいのはプログラムを表す木で、その木はRubyコードとしてはこんなふうな姿をしています。

["*", 2, 4] 

本当は、 2 とか 4 が何ものであるかを表すために、もうちょっとメタ情報がついていますが、だいたいこんな感じです。 (そもそも、配列でプログラムの木を表すのはあくまでも『RubyでつくるRuby』の中に限定した話で、じっさいのRubyではまったくべつの表現方法です。)

これはどう見てもS式なので、カンマを削除してGaucheで直接読み込んで変換し、 tikz-qtree パッケージを使った木を描くTeXソースを吐くようにしましょう。

(use srfi-13)
(use text.tree)

(define (deco-b b)
  #"\\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\\small ~b};")
  
(define (deco-l l)
  #"\\node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\\mystrut\\smash{~l}};")

(define *before-tikz* "\
\n\\begin{tikzpicture}[grow'=up] \
\n  \\tikzset{ \
\n    every tree node/.style={font=\\ttfamily\\large}, \
\n    edge from parent/.append style={very thick}} \
\n  \\Tree ")

(define *end-tikz* "\n\\end{tikzpicture}\n\\clearpage\n")

(define *before-doc* "\
\n\\documentclass[tikz,border=10pt,convert={outext=.png}]{standalone} \
\n\\def\\mystrut{\\rule{0pt}{1.3ex}} \
\n\\usepackage{tikz} \
\n\\usepackage{tikz-qtree} \
\n\\usetikzlibrary{shapes.geometric,shadows}% \
\n\\begin{document}\n")

(define *end-doc* "\n\\end{document}\n")

(define (tikzqtree ts)
  (list *before-tikz* (mkqtree ts) *end-tikz*))

(define (mkqtree ts)
  (cond ((null? ts) "")
        ((pair? ts) (mkbranch
                      (car ts)
                      (map mkqtree (cdr ts))))
        (else (mkleaf ts))))

(define (mkbranch b l)
  (list "[." (deco-b (x->string b)) "\n " l "]"))

(define (mkleaf l)
  (list (deco-l (x->string l)) " "))

(define (main args)
  (call-with-input-file (cadr args)
    (lambda (p)
      (print
       (tree->string
        (list
         *before-doc*
         (map tikzqtree (port->sexp-list p))
         *end-doc*)))))) 

カンマをプログラムで削除しないのは、カンマなしならS式としてそのままreadできるからです。この手のユーティリティはコーディングが簡単なほうに倒してガッっと書いてしまうのが肝要だと思います。

実行結果

最初に紹介した、わりと複雑なかっこうをしている次のようなRubyの計算式について、プログラムの木を描いてみましょう。

(1 + 2) / 3 * 4 * (56 / 7 + 8 + 9) 

この計算式は、『RubyでつくるRuby』ではこんな感じの木(配列の配列)として表されます。

["*", ["*", ["/", ["+", 1, 2], 3], 4], ["+", ["+", ["/", 56, 7], 8], 9]] 

この一行をファイルに保存して、カンマだけエディタで削除し、先ほどのGaucheスクリプトで読み込むと……

$ gosh mktree.scm temp.rb > temp.tex 

こんな気持ちの悪いLaTeXのソースができます。

\documentclass[tikz,border=10pt,convert={outext=.png}]{standalone}
\def\mystrut{\rule{0pt}{1.3ex}}
\usepackage{tikz}
\usepackage{tikz-qtree}
\usetikzlibrary{shapes.geometric,shadows}%
\begin{document}

\begin{tikzpicture}[grow'=up]
  \tikzset{
    every tree node/.style={font=\ttfamily\large},
    edge from parent/.append style={very thick}}
  \Tree [.\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\small *};
 [.\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\small *};
 [.\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\small /};
 [.\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\small +};
 \node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{1}}; \node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{2}}; ]\node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{3}}; ]\node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{4}}; ][.\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\small +};
 [.\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\small +};
 [.\node[text=white,inner sep=4pt,drop shadow,fill={rgb:blue,5;white,1;green,1},draw,rounded corners]{\small /};
 \node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{56}}; \node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{7}}; ]\node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{8}}; ]\node[text=white,inner sep=2pt,drop shadow,fill={rgb:green,6;white,1;black,4},draw,ellipse]{\mystrut\smash{9}}; ]]
\end{tikzpicture}
\clearpage

\end{document} 

これをコンパイルすると……

$ pdflatex --shell-escape temp.tex 

冒頭に掲載したような、こんなきれいなpngファイルが得られるというわけでした。

まとめ

『RubyでつくるRuby』を読むと、このような「木」がプログラムそのものだということがわかります。 このように生成された図だけでなく、hirekoke画伯描きおろしカラーイラストも豊富に掲載された『RubyでつくるRuby』をいますぐ買おう!

繰り返しになりますが、電子版はラムダノートでは出版していないものの、Ascii.jpでもとになった連載が読めます。ぜんぶ無料!