「論理的な思考が可能ならば理系」⇒「仮説の証明を試みるならば理系」を示せ。
proof
仮説の証明を試みることはできるが、理系ではない奴がいるとする。理系ではないので、仮定より、彼には論理的な思考が不可能である。したがって彼には、あらゆる仮説について、その論理はわからない。仮説が理解できないので、証明を試みることはできない。これは矛盾。ゆえに、仮説の証明を試みる理系でない奴は存在しない。q.e.d.
どうでもいいが、現実には、傍証を集めることで何かを示すことはできる。これは(俗にいう)論理ではない。しかし、「傍証を一定数集めればOK」という公理のもとでは論理といえる。司法ではこの公理が認められているような気がする。論理なんて命題と推論法則だけで決まるんだから、文脈によっていくらでも恣意的に濫用できるものなわけよ。だからどうなんだというコメントは自動的に削除されるようになっております。
2005/03/02
2005/03/01
第3次くらいの個人的ピアソラブーム到来の予感。それというのも、 Piazzolla BOX (10CD) を買ったから。1460円。激安。
あまり期待しないでおうちで聞いたら、びっくりした。正確に書くと、びっくりしたタイトルがいくつかあった。この価格にもかかわらず、サンプリングはしっかりされているようで、耳障りな録音もほとんどない(しかしこれは再生するシステムにもよるとは思う)。選曲(っていうか曲順)には若干の疑問もあるが、この価格なら文句いわない。こういうCDには Amazon では出会えないので、やっぱりたまには Tower Record に出向くといいことがあるもんだね。新宿のディスクユニオン Jazz 館にも同じことがいえるが、どうして書店だとそういう例がないんだろう。答え 店員の裁量よりも強力な意思が存在するから。
あまり期待しないでおうちで聞いたら、びっくりした。正確に書くと、びっくりしたタイトルがいくつかあった。この価格にもかかわらず、サンプリングはしっかりされているようで、耳障りな録音もほとんどない(しかしこれは再生するシステムにもよるとは思う)。選曲(っていうか曲順)には若干の疑問もあるが、この価格なら文句いわない。こういうCDには Amazon では出会えないので、やっぱりたまには Tower Record に出向くといいことがあるもんだね。新宿のディスクユニオン Jazz 館にも同じことがいえるが、どうして書店だとそういう例がないんだろう。答え 店員の裁量よりも強力な意思が存在するから。
2005/02/28
やっぱり山から戻ると、少し気力がわいてくる。眠いけど。小屋であんなに寝たのにどうしてまだ眠いんだ?
で、その山だが、当初の予定(雲取山)を前日に変更して鷹ノ巣山に行ってきた。奥多摩駅に着いたのは9:00過ぎで、雲取なら登山口までのバスがちょうどある時間なんだけど、鷹ノ巣の登山口になる峰谷まで行くバスはない。しかたがないのでタクシーを使った。4100円。
峰谷から鷹ノ巣山避難小屋までは4時間近くかかった。いつもなら2時間半も歩けばさくっと到着できる距離なのに。雪山はつらい。しかも歩き出しの頃は曇天で、前日に樹木に積もった雪が舞いまくって視界も灰色だし、たまらなく「無理しちゃった」感に苛まれていた(もっとも、だからこそ今回は雲取まで行くのをあきらめて、鷹ノ巣どまりにしたわけだが)。ようやく石尾根に取り付く頃には雲も切れて晴れ間も出てきたので、雪道でいかれた左足で最後の急坂を登りきった。
さすがに今年は誰も小屋にいない。ひとしきり(20分くらい)遊んだら飽きちゃったし、じっとしてると寒いので寝袋に入ったら、案の定たちまち寝てしまった。18:00頃にいったん起きて、飯を食って、また寝る。いつものことだけど、登山で上に着いてしまったら寝るくらいしかすることはない。そして、どんなに早く寝ても翌日起きる時間はいっしょ。
翌日は快晴で、新雪に足をとられながらも、鷹ノ巣山頂に9:00前に到達してしまった。鷹ノ巣山は、ちょうど富士山の方向が落ちているので、関東山脈の向こうにそびえる富士山が以上に神々しく迫ってくる。まさに、眼前に迫ってくる。関東近郊だと、この季節にここから見る富士山が一番絶景じゃないだろうか。っていうか、相変わらず富士はめでる山としては最高だあね。入山禁止にしろ。
山頂まで着いたらあとは下るだけ、のはずなんだが、今年はここからが長かった。例年はコースタイムの70%程度の時間で降りてきちゃうんだけど、今年は1.5倍の時間がかかったよ。とにかく雪がつらい。歩きづらい。コースが見えない(将門馬場のような広い場所に出ると一面が雪野原で当惑する)。そして、気を抜くと埋まる。あと、相方のKSはアイゼンの底に雪避けゴム板をつけてなかったので、ぽっくりみたいになって辛そうだった。そんなこんなで、下山できたのはようやく14:30くらい。
あとは奥多摩で温泉(事実上の銭湯)に入って、三河島で韓国鍋をつまんで、帰宅。おつかれさまでした>KS
で、その山だが、当初の予定(雲取山)を前日に変更して鷹ノ巣山に行ってきた。奥多摩駅に着いたのは9:00過ぎで、雲取なら登山口までのバスがちょうどある時間なんだけど、鷹ノ巣の登山口になる峰谷まで行くバスはない。しかたがないのでタクシーを使った。4100円。
峰谷から鷹ノ巣山避難小屋までは4時間近くかかった。いつもなら2時間半も歩けばさくっと到着できる距離なのに。雪山はつらい。しかも歩き出しの頃は曇天で、前日に樹木に積もった雪が舞いまくって視界も灰色だし、たまらなく「無理しちゃった」感に苛まれていた(もっとも、だからこそ今回は雲取まで行くのをあきらめて、鷹ノ巣どまりにしたわけだが)。ようやく石尾根に取り付く頃には雲も切れて晴れ間も出てきたので、雪道でいかれた左足で最後の急坂を登りきった。
さすがに今年は誰も小屋にいない。ひとしきり(20分くらい)遊んだら飽きちゃったし、じっとしてると寒いので寝袋に入ったら、案の定たちまち寝てしまった。18:00頃にいったん起きて、飯を食って、また寝る。いつものことだけど、登山で上に着いてしまったら寝るくらいしかすることはない。そして、どんなに早く寝ても翌日起きる時間はいっしょ。
翌日は快晴で、新雪に足をとられながらも、鷹ノ巣山頂に9:00前に到達してしまった。鷹ノ巣山は、ちょうど富士山の方向が落ちているので、関東山脈の向こうにそびえる富士山が以上に神々しく迫ってくる。まさに、眼前に迫ってくる。関東近郊だと、この季節にここから見る富士山が一番絶景じゃないだろうか。っていうか、相変わらず富士はめでる山としては最高だあね。入山禁止にしろ。
山頂まで着いたらあとは下るだけ、のはずなんだが、今年はここからが長かった。例年はコースタイムの70%程度の時間で降りてきちゃうんだけど、今年は1.5倍の時間がかかったよ。とにかく雪がつらい。歩きづらい。コースが見えない(将門馬場のような広い場所に出ると一面が雪野原で当惑する)。そして、気を抜くと埋まる。あと、相方のKSはアイゼンの底に雪避けゴム板をつけてなかったので、ぽっくりみたいになって辛そうだった。そんなこんなで、下山できたのはようやく14:30くらい。
あとは奥多摩で温泉(事実上の銭湯)に入って、三河島で韓国鍋をつまんで、帰宅。おつかれさまでした>KS
2005/02/23
できた。
これで、PowerPoint のファイルから各スライドを ps に変換できる。あとは、ps2eps で eps にするなり、コマンドラインで実行できる Distiller( こちらの distill.zip とか)で pdf にするなりすればいいことにする。
(acknowledgement: msoffice2ps )
import win32com.client, pythoncom
def ppt2ps(from_path, to_directory, ps_printer):
pythoncom.CoInitializeEx(pythoncom.COINIT_APARTMENTTHREADED)
ppt = win32com.client.DispatchEx('Powerpoint.Application')
ppt_file = ppt.Presentations.open(from_path, False, False, False)
slide_count = ppt_file.Slides.Count
del ppt
del ppt_file
for slide_num in range(1, slide_count):
ppt = win32com.client.DispatchEx('Powerpoint.Application')
ppt_file = ppt.Presentations.open(from_path, False, False, False)
ppt_file.PrintOptions.PrintInBackground = 0
ppt_file.PrintOptions.ActivePrinter = ps_printer
ppt_file.PrintOptions.FitToPage = True
ppt_file.Saved = 1
save_to = to_directory + str(slide_num) + ".ps"
ppt_file.PrintOut(slide_num, slide_num, save_to, 0, False)
ppt_file.Close()
del ppt
del ppt_file
pythoncom.CoUninitialize()
ppt2ps("C:\\temp\\foobar.ppt", "c:\\temp\\fig\\", "Adobe PDF")
これで、PowerPoint のファイルから各スライドを ps に変換できる。あとは、ps2eps で eps にするなり、コマンドラインで実行できる Distiller( こちらの distill.zip とか)で pdf にするなりすればいいことにする。
(acknowledgement: msoffice2ps )
Python for Windows Extensions から pywin32 をインストールすると、 Windows版のPython でCOMをいじれる。
さて。
これでPowerPointのファイルから1スライド1ファイル単位でpngを吐き出せる。しかし本当にやりたいのはepsを吐き出すことなんだけどねえ。まあ、この画像データと ppthtml (xhtml に含まれてる)を使えば、とりあえずの目標は達成できるか。どのみち最後は Illustrator で読み込まなければ使えないわけだし。
さて。
IDLE 1.1
>>> import win32com.client
>>> ppt = win32com.client.Dispatch("PowerPoint.Application")
>>> ppt.visible = 1
>>> ppt_file = ppt.Presentations.open("C:\\temp\\foobar.ppt")
>>> ppt_file.export("C:\\temp\\fig\\", "png", 1024, 720)
これでPowerPointのファイルから1スライド1ファイル単位でpngを吐き出せる。しかし本当にやりたいのはepsを吐き出すことなんだけどねえ。まあ、この画像データと ppthtml (xhtml に含まれてる)を使えば、とりあえずの目標は達成できるか。どのみち最後は Illustrator で読み込まなければ使えないわけだし。
特定口座の開設を怠っていたので、昨年分の株式譲渡益にかかる税金の確定申告が必要だということに気がついた。この時期に気が付いてよかったわけだが、国税庁のe-Taxという電子納税システムを使うには遅かったことが判明。どうやら、e-Taxを利用するまでには1ヶ月以上かかるらしい(「開始届出書は、いつまでに提出しなければなりませんか。」)。つまり、今年の確定申告には間に合わない。しょうがない。来月の頭に有給をとって税務署にいくしかないか。面倒くさいなあ。
とりあえず理解したことをまとめておく。まずは、申告分離という課税方式と、特定口座について。
引き続いて、国税庁のe-Taxについて。
こういうことを個人でやるのは無理なんですよ。とくに書類とか印鑑とか嫌いな個人には(嫌いなのは面倒だし馬鹿馬鹿しいというだけの理由ですから。思想なんてないよ)。っていうか、こっちは払うんだから、むしろお前らのほうから取りにこいと。
もちろん、特定口座を申し込みましたとも。
とりあえず理解したことをまとめておく。まずは、申告分離という課税方式と、特定口座について。
- 株式の譲渡益に伴う所得税については、平成15年4月以降、申告分離課税という方式に一本化された(どうでもいいけど、年号だと混乱するから2003年4月って言ってください>役人)
- 申告分離課税というのは、株式の売買をして儲かった場合にのみ、税務署に確定申告して税金を払う方式のことらしい。配当益とは「分離」して売買に伴う利益だけ「申告」できるから、「申告分離」。
- ちなみに、2003年4月のまでは、源泉徴収方式を選ぶこともできた。源泉徴収方式だと、損得にかかわらず、株式を売ったときに証券会社が所得税を天引きする。損しても税金払わなくちゃいけない。しかし、税率としては源泉徴収のほうが圧倒的に安かったので、大きく売却益が出たら源泉徴収、数万円程度の儲けや損切りの場合は申告分離という使い分けが一般的だったらしい。そういえば昔勉強したよ。だんだん思い出してきた。
- ちなみにちなみに、申告分離方式への一本化に伴って、申告分離の税率が軽減された。当時は26%で、現在は10%。しかし、平成20年からは20%になるらしい(2008年?)。
- 申告分離の確定申告は、1-12月までの譲渡益について、翌年2月~3月頃の青色申告で行う。
- 確定申告をしないとどうなるか。
- そもそも、証券会社は、顧客が30万円を超える額の株式を売却した場合には税務署に通知しなければならないという決まりがある。つまり、税務署は株式を売って利益を得た人間を知っているということ。
- だから、売却益があったのに申告してこない人間に対しては、4月~6月頃に納税通知書を送りつけてくる。
- ありがたくも脱税扱いになるので、ペナルティあり(小額だと発生しないけど)。
- ようするに、申告分離方式はめんどくさい。そのうえ、知らずにスルーすると嫌な気分になる。そこで証券会社では、よろしく税金の支払いを代行してくれる源泉徴収みたいなサービスを実施している。これが特定口座。特定口座で売り買いした株式については、譲渡益が発生したら証券会社が面倒をみてくれる。もちろん、特定口座は通常の口座とは別に手続きが必要。
引き続いて、国税庁のe-Taxについて。
- ぶっちゃけていうと、Webで確定申告できますよというシステム。
- しかし、利用するには国税庁に事前登録が必要。これには、税務署に住民票や書類を提出しなくてはならない。
- 利用登録を届けると、翌月末頃に税務署からCD-ROMが届くらしい。これにクライアントアプリ(e-Taxソフトっていう名前らしい)が入っている。利用者IDや暗証番号なども同時に通知される。
- e-TaxのWebサイトからは e-Taxソフト(デモンストレーション版) というものがダウンロードできるが、これは申告には使えない。
- e-Taxでは、支払いもオンラインの金融機関で可能っぽい。オンラインバンキングなどで支払い先を納税機関にすると、「国税等納付画面」というページが表示されるらしい。
- セキュリティに関する情報は、「セキュリティ対策について」に書いてあることだけ。電子署名や証明書については、申告所得税、法人税及び消費税の電子納税のみの利用では不要みたい。この場合の手続きのことを国税庁のサイトでは「特定納税専用手続」と総称している。ようは、税理士さんとかは、国税庁の定める認証局で証明書とってこいという理解でいいのかな。
こういうことを個人でやるのは無理なんですよ。とくに書類とか印鑑とか嫌いな個人には(嫌いなのは面倒だし馬鹿馬鹿しいというだけの理由ですから。思想なんてないよ)。っていうか、こっちは払うんだから、むしろお前らのほうから取りにこいと。
もちろん、特定口座を申し込みましたとも。
2005/02/22
イスカ AIR 810 EX
もう、3シーズン+シュラフカバー+ブラケット+厚着で耐えるのはやめだ。にしても、毎年2回くらいしか行かない登山なのに、ここ数年は毎回設備投資をしている気がする。新しい商品を導入して、それをフィールドで耐久テスト、みたいな。あと、靴がほしい。こちらはアメ横のTORAYAで平本さんにけしかけられたから。登山靴を買うならここがいい。
もう、3シーズン+シュラフカバー+ブラケット+厚着で耐えるのはやめだ。にしても、毎年2回くらいしか行かない登山なのに、ここ数年は毎回設備投資をしている気がする。新しい商品を導入して、それをフィールドで耐久テスト、みたいな。あと、靴がほしい。こちらはアメ横のTORAYAで平本さんにけしかけられたから。登山靴を買うならここがいい。
2005/02/21
2005/02/20
2005/02/18
Jess : 日本語小論文 評価採点システム に挑戦。だって、先日の朝日新聞を読んでから気になってたから。とりあえずDemoの問題に対して回答してみた。配点はデフォルトの「修辞5 論理構成2 内容3」で。分量は「600文字」に指定。
●質問文
人生において我々はしばしば自分がしたいことと、
自分がすべきだと感じることと、どちらを選んだらよいかに悩む場合がある。
自分がすべきだと感じることより
自分がしたいことを優先させることがその人にとって良い場合があるとしたら、
それはどのような場合だと思うか?
あなた自身の経験、あるいはあなたが見聞したことから、
その事例を挙げて、あなたの考えを述べなさい。
●回答
自分がしたい事柄を優先する人々は阿保です。彼らの吹聴する非建設的な理屈には、現代の社会が抱える病理が潜んでいます。奉仕の役割を十分に理解すれば、誰にでも道は開けます。それが定説だからです。
私は最近、偉大なる尊士に友人を紹介しました。友人達は、常日頃から合コンやコンパに明け暮れる荒んだ生活を送っていました。私は彼達に、尊士に拝顔する至高の瞬間を提供しました。ところが彼奴らは、「時間がない」「興味がない」「っていうか、お前らヤヴァくない?」などと、終始尊士を見下す態度でした。崇拝する御方は、メロンを頬張りながら私を睨み続けました。
友人達の刹那的行動は、彼等が感じる能動的価値を優先した結果ではありません。単純に、為すべき祈りに気付いていないだけです。私は説得を続けました。来るべき第三次世界大戦、アーマゲドン、そして信仰について。熱弁が5時間に及ぼうという頃、友人等は嘲笑しながら席を立ち、食事代を置いて帰路につきました。その晩、私は宿舎で苦行を命じられました。
自分には、彼達が本心から尊士を嘲笑したと信じることは不可能です。信仰の対象がない人間は盲目だからです。彼らが悟りへの道を歩むためには、私のような者が率先して自己犠牲となり、闘争を展開しなければならないのです。それ故に、私は、自分がすべきだと感じることだけを続けることができるのです。啓蒙されていない全ての無知な人々のために。
●評価結果
修辞 4.8 ( 5 )
長くて難しい語がやや少ないように見受けられます。
論理 2.0 ( 2 )
内容 2.4 ( 3 )
分量過少による減点 0
最終得点 9.2 ( 10 )
そうかあ、長くて難しい語がやや少ないかあ。無理くり「第三次世界大戦」とか入れてみましたが、だめですか。
「内容」に対する点数が少なめなのは、どうすれば攻略できるだろう。(おい
●質問文
人生において我々はしばしば自分がしたいことと、
自分がすべきだと感じることと、どちらを選んだらよいかに悩む場合がある。
自分がすべきだと感じることより
自分がしたいことを優先させることがその人にとって良い場合があるとしたら、
それはどのような場合だと思うか?
あなた自身の経験、あるいはあなたが見聞したことから、
その事例を挙げて、あなたの考えを述べなさい。
●回答
自分がしたい事柄を優先する人々は阿保です。彼らの吹聴する非建設的な理屈には、現代の社会が抱える病理が潜んでいます。奉仕の役割を十分に理解すれば、誰にでも道は開けます。それが定説だからです。
私は最近、偉大なる尊士に友人を紹介しました。友人達は、常日頃から合コンやコンパに明け暮れる荒んだ生活を送っていました。私は彼達に、尊士に拝顔する至高の瞬間を提供しました。ところが彼奴らは、「時間がない」「興味がない」「っていうか、お前らヤヴァくない?」などと、終始尊士を見下す態度でした。崇拝する御方は、メロンを頬張りながら私を睨み続けました。
友人達の刹那的行動は、彼等が感じる能動的価値を優先した結果ではありません。単純に、為すべき祈りに気付いていないだけです。私は説得を続けました。来るべき第三次世界大戦、アーマゲドン、そして信仰について。熱弁が5時間に及ぼうという頃、友人等は嘲笑しながら席を立ち、食事代を置いて帰路につきました。その晩、私は宿舎で苦行を命じられました。
自分には、彼達が本心から尊士を嘲笑したと信じることは不可能です。信仰の対象がない人間は盲目だからです。彼らが悟りへの道を歩むためには、私のような者が率先して自己犠牲となり、闘争を展開しなければならないのです。それ故に、私は、自分がすべきだと感じることだけを続けることができるのです。啓蒙されていない全ての無知な人々のために。
●評価結果
修辞 4.8 ( 5 )
長くて難しい語がやや少ないように見受けられます。
論理 2.0 ( 2 )
内容 2.4 ( 3 )
分量過少による減点 0
最終得点 9.2 ( 10 )
そうかあ、長くて難しい語がやや少ないかあ。無理くり「第三次世界大戦」とか入れてみましたが、だめですか。
「内容」に対する点数が少なめなのは、どうすれば攻略できるだろう。(おい
2005/02/17
「多倍長整数のビット表現でエラトステネス」をC++にした。うーん。普通に「配列でエラトステネス」とかのほうが早いのかもしれん。
コンパイルと実行。
misteryは、ミステリー。なんか、ビットシフトがうまくいかないので補正。っていうか、そんなことやってるからオーバーヘッドになってるっぽい。そして。しょせんNTLの使い方メモくらいにしかならないのであった。
#include <stdio.h>
#include <iostream>
#include <math.h>
#include <NTL/ZZ.h>
ZZ zebraBit(unsigned long span, ZZ length){
unsigned long i;
ZZ base, bit;
base = 2;
bit = power(base, (span - 1));
for (i = 1; i < (length/span) + 1; i++){
bit = LeftShift(power(base, (span - 1)), (i * span)) | bit;
}
return bit;
}
void binArray2intList(ZZ intasbin, unsigned long mistery){
ZZ num, mistery_base, shift_base;
unsigned long count;
count = 0;
shift_base = 1;
mistery_base = 2;
num = intasbin;
while (num > power(mistery_base, mistery)){
if ((intasbin & LeftShift(shift_base, count)) > 0){
;
}else{
cout << count + 1 << "\n";
}
num = RightShift(num, 1);
count = count + 1;
}
}
int main(){
unsigned long i, sqrt_order;
ZZ bit, shift_base, order;
bit = 0;
shift_base = 1;
order = 100000;
sqrt_order = 317;
for (i = 2; i < sqrt_order; i++){
bit = zebraBit(i, order) - LeftShift(shift_base, i - 1) | bit;
}
binArray2intList(bit, sqrt_order);
}
コンパイルと実行。
$ gcc ntl_test.cc -lstdc++ -lntl
$ time ./a.out > result.txt
real 0m18.692s
user 0m18.230s
sys 0m0.020s
misteryは、ミステリー。なんか、ビットシフトがうまくいかないので補正。っていうか、そんなことやってるからオーバーヘッドになってるっぽい。そして。しょせんNTLの使い方メモくらいにしかならないのであった。
2005/02/16
2005/02/15
Search-Oriented Information Client(検索指向の情報クライアント) という hisashim's journal のエントリを読んで、木曜日に何を考えていたのか思い出してきた。いやね、いかんせん花粉がひどかったものだから。
hisashimさんは、このjournalの末尾の「ゆるい考察」で、「問題への気付き」「問題の切り分けと整理」「実装」が揃っている人でなければクリエイティブなもの(「クリエイティブな」の部分は自分の解釈であって、具体的にどんな「もの」を指すのかは書かれていない)は生み出せないと考察している。ところが自分(hisashim's journal でいうところのS)は、この話をしているときに、少し別の考え方をしていた。
まず、上記の3つのカギ括弧の項目は「的確な問題意識→適切な問題の切り分け→実装」という不可分のチェインであり、このチェインは「その一部が欠けると電波系で、遡上にものぼらないのが芽生え系」といった文脈のなかで理解しなければならない。なぜかというと、この3つの項目を取り上げるだけではあまりにも当たり前のことを言っているに過ぎないから。おいしいビールには良質のホップと天然水が必要、という言明と同じ。でも、本当においしいビールには、良質のホップと天然水だけでは成し得ないスペシアルなサムシングがあるわけですよ。つまり、ホップと天然水を繋ぐ何か。ビールの場合は発酵技術だったり熟成技術だったりすると思うんだけど、これが抽象的な「問題解決されるべきもの」の場合だと、「センス」とか「バランス」のような、やっぱり抽象的な話にいきついてしまう。センスとかバランスって言葉もうさんくさいけど、まあ、それはそれでいいや。名前が付いていると便利だし。とにかく、そんなわけで「センスやバランスがないのに問題解決できると信じて猛進しているやつは電波」という補題につながっていく。そもそも、「問題意識を持つことが大切です」とか「スキルを磨きましょう」とかいうだけじゃ(小中学校の教員はこういうプロパガンダがだいすき)、意味ないでしょう。磨くならセンスを磨け。大切なのはバランスであって何かを意識することだけじゃない。
ところで、問題意識を持てとかスキルを磨けっていうのはよく言われるけど、問題を切り分けるのに精進しろと言われることは少ないような気がする。しかも、問題をうまく切り分けた人間を捕まえて「評論家」呼ばわりすることが多い。
ちなみに、この話じたいに生産性があるかというと、まったくないから不思議だね。
hisashimさんは、このjournalの末尾の「ゆるい考察」で、「問題への気付き」「問題の切り分けと整理」「実装」が揃っている人でなければクリエイティブなもの(「クリエイティブな」の部分は自分の解釈であって、具体的にどんな「もの」を指すのかは書かれていない)は生み出せないと考察している。ところが自分(hisashim's journal でいうところのS)は、この話をしているときに、少し別の考え方をしていた。
まず、上記の3つのカギ括弧の項目は「的確な問題意識→適切な問題の切り分け→実装」という不可分のチェインであり、このチェインは「その一部が欠けると電波系で、遡上にものぼらないのが芽生え系」といった文脈のなかで理解しなければならない。なぜかというと、この3つの項目を取り上げるだけではあまりにも当たり前のことを言っているに過ぎないから。おいしいビールには良質のホップと天然水が必要、という言明と同じ。でも、本当においしいビールには、良質のホップと天然水だけでは成し得ないスペシアルなサムシングがあるわけですよ。つまり、ホップと天然水を繋ぐ何か。ビールの場合は発酵技術だったり熟成技術だったりすると思うんだけど、これが抽象的な「問題解決されるべきもの」の場合だと、「センス」とか「バランス」のような、やっぱり抽象的な話にいきついてしまう。センスとかバランスって言葉もうさんくさいけど、まあ、それはそれでいいや。名前が付いていると便利だし。とにかく、そんなわけで「センスやバランスがないのに問題解決できると信じて猛進しているやつは電波」という補題につながっていく。そもそも、「問題意識を持つことが大切です」とか「スキルを磨きましょう」とかいうだけじゃ(小中学校の教員はこういうプロパガンダがだいすき)、意味ないでしょう。磨くならセンスを磨け。大切なのはバランスであって何かを意識することだけじゃない。
ところで、問題意識を持てとかスキルを磨けっていうのはよく言われるけど、問題を切り分けるのに精進しろと言われることは少ないような気がする。しかも、問題をうまく切り分けた人間を捕まえて「評論家」呼ばわりすることが多い。
ちなみに、この話じたいに生産性があるかというと、まったくないから不思議だね。
2005/02/14
2005/02/11
2005/02/09
で、GMPは整数といいながらビット演算できないのね。どうやら配列で巨大な整数の値を保持しているらしい。ちょっと探してみたら、ビット演算できる巨大整数型を提供してくれるライブラリには NTL があるらしい。
2005/02/08
Amazonで表示される「売上ランキング」を1時間おきにポーリングしてmrtgでグラフ化しているんだけど(社内ネットワークのWebサーバで公開しているので外部からは見えない)、長期的なスパンでいくつかの商品をウォッチし続けて初めて見えてくる傾向がある。
Amazonの売り上げランキングが上記の推測どおりに推移しているとして、悪評高いAmazonのレビューシステムの問題を指摘する声もあるだろう(っていうか、自分の周囲にはすでにある)。ユーザーが商品に対する意見を公言できる貴重な場を提供するのはいいんだけど、サクラの宣伝レビューや悪意の酷評によって「売り上げランキング」の瞬間値が恣意的に決まるのは、確かにどうなんだろうね。
個人的に一番危惧しているのは、そんなAmazonランキングに一喜一憂しているメーカー(とくに出版社)や作り手が多いということだ。本来ならば、モノの作り手にとって自分たちの商品に対する適切な批評空間は不可欠であるはずなのに(純粋な売り上げ数のデータも批評空間の一部だと思う)、「ほかに批評空間がない」という理由で不透明なAmazonのランキング(やレビュー)に頼っているという現状。その結果、プラス方向にもマイナス方向にも市場を見誤れば、業界全体(この場合は書籍業界)がますます地盤沈下するのはみえみえなんだけどねえ。どうするよ。
- どうやら、きっと、実売の発生か発送手配に応じてランキングは瞬間的にあがる(桁が変わるほど)
- しかし、ランキングは純粋に「売り上げの数」に左右されているわけではない(ここがポイント)
- 実売の発生に伴ってランキングが変化する度合は商品によって異なる
- 一度上昇したランキングが一定期間後にもとの水準に下がるまでの期間(つまり、実売が発生した後で高ランキングを維持できる期間)も異なる
- そして、それらは、レビューの数や評価によっても左右するっぽい(もはや「売り上げランキング」じゃないじゃん)
- また、一度にたくさん発注を受けても、ランキングの変化はいっしょ
- 下位はほぼ1時間ごとに更新されているが、上位100くらいは1時間をまたずに更新される
Amazonの売り上げランキングが上記の推測どおりに推移しているとして、悪評高いAmazonのレビューシステムの問題を指摘する声もあるだろう(っていうか、自分の周囲にはすでにある)。ユーザーが商品に対する意見を公言できる貴重な場を提供するのはいいんだけど、サクラの宣伝レビューや悪意の酷評によって「売り上げランキング」の瞬間値が恣意的に決まるのは、確かにどうなんだろうね。
個人的に一番危惧しているのは、そんなAmazonランキングに一喜一憂しているメーカー(とくに出版社)や作り手が多いということだ。本来ならば、モノの作り手にとって自分たちの商品に対する適切な批評空間は不可欠であるはずなのに(純粋な売り上げ数のデータも批評空間の一部だと思う)、「ほかに批評空間がない」という理由で不透明なAmazonのランキング(やレビュー)に頼っているという現状。その結果、プラス方向にもマイナス方向にも市場を見誤れば、業界全体(この場合は書籍業界)がますます地盤沈下するのはみえみえなんだけどねえ。どうするよ。
2005/02/06
2005/02/05
2005/02/04
どうして最近のコンビニパンは、自社ブランドのこじゃれ系ばかりなんだろう。ちょびっと高級志向のほうが都会のコンビニ利用者にうけるという市場原理はわかるんだけど、中途半端はやめてほしいんだよね。っていうか、Pascoを置け。食パンじゃないよ。Pascoの面目躍如たるところは、あの、とち狂った菓子パンや調理パンの季節商品にある。とくに、もちっとした食感に対する固執ぶりや、南国フレーバーやチーズをやけに多用する商品開発が評価に値する。今回も「おもちなケーキ いちごクリーム」という驚愕のラインナップを投入してきたけど、こいつもイチゴ風味のカステラで牛皮をサンドするという、商品企画開発チームのやっちまった感あふれる佳作だった。ちなみに、個人的にここ数年で一番のヒットは、去年の冬に一瞬だけ発売されていた「もちっとシュークリーム チーズ風味」みたいなやつで、チーズクリームを意味なく弾力のあるシュー生地でくるんだPascoらしい一品。しかし、おしむらくは、すぐに店頭から消えてしまうんだよね。それに、どうもここ数年、コンビニではPascoが冷遇されているようで気がきでならない。もちっと食感なんて、日本の女の子ちゃんを過剰に意識してるように思うんだけど。
2005/02/03
たぶんこの国では、発声という行為は恥。日本人相手に中国語や英語を発音するのはこっぱずかしいし、小中学生に合唱を見せると必ずふざけるあほがいる。島国根性。それなのに声優という職業が高度に発達したのはどうしてだろう。きっと、日本人の大半が持たない「発声」というスキルだからこそ、職業として認知されてメシを食えるから発達したんだろう。まちがいない。
そういえば台湾で自強号に乗り合わせたガンダムマニアの青年が言っていたが、台湾で良質のアニメを作れないのは声優の技術が低いためらしい(たぶん中国本土や韓国でも同じって言ってた)。まあ、実際には、日本でアニメ産業が発展したのは初期に品質を採算度外視で押し上げた基地外の影響が大きいからなんだけど、それはおいといて、確かにそのとき台湾のテレビで放映していた人形劇の声はひどかった。あまりにも豊かな表現。あれは、幼児に読み聞かせをするのと同じ感覚だと思う。しょせんベイビー相手の仕事という意識なのかね。そこまで対象年齢を意識する番組ではなかったと思うんだけど。
ところで、日本で声優そのものが偶像化されているのが不思議な現象だと思ってたんだけど、これってもしかして Lisa Ekdahl の声にぐっときてしまう心理とおんなじか? ちがうような気がするんだけどなあ。別に彼女のポスターとか欲しくないし。
そういえば台湾で自強号に乗り合わせたガンダムマニアの青年が言っていたが、台湾で良質のアニメを作れないのは声優の技術が低いためらしい(たぶん中国本土や韓国でも同じって言ってた)。まあ、実際には、日本でアニメ産業が発展したのは初期に品質を採算度外視で押し上げた基地外の影響が大きいからなんだけど、それはおいといて、確かにそのとき台湾のテレビで放映していた人形劇の声はひどかった。あまりにも豊かな表現。あれは、幼児に読み聞かせをするのと同じ感覚だと思う。しょせんベイビー相手の仕事という意識なのかね。そこまで対象年齢を意識する番組ではなかったと思うんだけど。
ところで、日本で声優そのものが偶像化されているのが不思議な現象だと思ってたんだけど、これってもしかして Lisa Ekdahl の声にぐっときてしまう心理とおんなじか? ちがうような気がするんだけどなあ。別に彼女のポスターとか欲しくないし。
2005/02/02
ちょっと好きな話。
--
僕の口座に、毎日、日付が変わる瞬間に86,400円が振り込まれるとしたらどうだろう。単位は何だってかまわない。ドルセントだってユーロセントだって。いずれにせよ、毎朝目覚めるのがちょっとうれしくなりそうな素敵なシチュエーションだよね。ただし、注意しなければならないことがある。それは、その日の残高は繰り越しができないということだ。つまり、翌日0:00になると、前の日の使い残しは全部クリアされる。もちろん、クリアされた瞬間にまた86,400円が振り込まれるから、あわてる必要はない。ああ、言い忘れてたけど、税金や保険だってとられない。
さて、毎日86,400円(ちょっとした大金)をどうやって使いきろう? 一日86,400円といえば、年収にして3千万円以上だ。小洒落たフランス料理屋で毎日食事をしても、まだお釣りがくる。うーん。たまには旅行もいきたいし、本だって読みたい。映画も見にいきたい。ごちそうばかりじゃ飽きるしね。そうだ。昔から欲しかったスポーツカーを買おう。手取り3000万の年収を誇るオレ様には安い買い物だ。
もちろん、スポーツカーは買えない。僕の財布には、いつだって86,400円以下の金額しか入っていないから。
毎日86,400円を上手に使い切るのは、死ぬほど難しい。実際、それに悩んで自ら命を絶つやつだって大勢いる。え? こんな設定はフィクションじゃなかったのかって? 単位が「円」ならフィクションだね。でも、「秒」なら?(60×60×24 = 86400)
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そうして僕らは年間3000万を超える何かを使い切らず、毎日86400の権利を放棄している。
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僕の口座に、毎日、日付が変わる瞬間に86,400円が振り込まれるとしたらどうだろう。単位は何だってかまわない。ドルセントだってユーロセントだって。いずれにせよ、毎朝目覚めるのがちょっとうれしくなりそうな素敵なシチュエーションだよね。ただし、注意しなければならないことがある。それは、その日の残高は繰り越しができないということだ。つまり、翌日0:00になると、前の日の使い残しは全部クリアされる。もちろん、クリアされた瞬間にまた86,400円が振り込まれるから、あわてる必要はない。ああ、言い忘れてたけど、税金や保険だってとられない。
さて、毎日86,400円(ちょっとした大金)をどうやって使いきろう? 一日86,400円といえば、年収にして3千万円以上だ。小洒落たフランス料理屋で毎日食事をしても、まだお釣りがくる。うーん。たまには旅行もいきたいし、本だって読みたい。映画も見にいきたい。ごちそうばかりじゃ飽きるしね。そうだ。昔から欲しかったスポーツカーを買おう。手取り3000万の年収を誇るオレ様には安い買い物だ。
もちろん、スポーツカーは買えない。僕の財布には、いつだって86,400円以下の金額しか入っていないから。
毎日86,400円を上手に使い切るのは、死ぬほど難しい。実際、それに悩んで自ら命を絶つやつだって大勢いる。え? こんな設定はフィクションじゃなかったのかって? 単位が「円」ならフィクションだね。でも、「秒」なら?(60×60×24 = 86400)
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そうして僕らは年間3000万を超える何かを使い切らず、毎日86400の権利を放棄している。
2005/01/31
Joe Versus the Volcano という、メグ・ライアンとトム・ハンクスが主演なのにいまいち自分の周りでは知名度の低い映画があって、それはきっと日本では劇場公開されなかった上にビデオで公開されたときの邦題が「ジョー 満月の島へ行く」というなんだか販売戦略を勘違いしたっぽい微妙なセンス(でも僕は好き)だったからだと思うんだけど、それはまあどうでもいいや。とにかくこの作品では、トム・ハンクス演じる Joe が、「頭に雲がかかった病」みたいな病名の不治の病だと診断される。間違いなく、自分もその病気のはずだ。で、いつか大金持ちに American Express のゴールドカードを手渡されて、ヴィトンの船ダンスを買って、南の島に行って火山の噴火口にとびこむに違いない。それもまあどうでもいい。問題は、どうして突然この作品を思い出したのかということだ。
2005/01/30
2005/01/28
日暮里のダージリンというインド料理屋がずっと気になっていたのに、なぜか入る機会がなかったので、今日こそは今日こそはと鼻息もあらくおとずれてみた。 とてもよい雰囲気の店内。巨大なラッシー(すごく爽やかでうまい)。マサラワイン(赤ワインにスパイスとはちみつをいれたもの)。ゆるゆるした間隔で運ばれてくる料理。サモサ、ヨーグルトドレッシングがうれしいサラダ、チキンカレー、チーズとココナツミルクのカレー、そしてロティー。なんで今日まで入らなかったんだろうね。人間って愚かだね。ところでビールのレートを付けなくちゃ。キングフィッシャー:ラガーとかいてあるけどドイツラガーの味ではない。アメリカン? 後味が梨(くだものの)。B+
そして帰りがけにビールをかいこんだ。話題騒然の飛騨高山ビール。なんと500mlくらいの変形ボトルで1000円オーバー。
そして帰りがけにビールをかいこんだ。話題騒然の飛騨高山ビール。なんと500mlくらいの変形ボトルで1000円オーバー。
なんでも自分でやる派にとって、人次第で成否の決定する仕事は本当に辛い。しかし、そのことの真のつらさは、その他の派にとっては麻酔をかけられて骨髄注射を打つようなものだろうというのは勝手かね。
ときに、「本の中身を確認できるのが書店の利点」という主張は、実はまやかしだと信じている。これはCDショップからの類推だ。CDショップでは商品の中身を確認できない ことがほとんどだが、自分を含めて、AmazonではなくタワーレコードなどでCDやDVDを購入する人間 は多いように思う。で、その背景にあるのは、ショップのほうがWeb通販より、選ぶという行為の自由度が高いからだと理解している。そのへんは、たぶんAmazonもよく分かっていて、だからこそできるだけユーザーに選ぶ楽しさを提供できるようなサイト作りを心がけているんだろう(もちろんこれは、amazon.co.jpではなくamazon.comの偉さなわけだが。にしても、たとえば、Amazonで「ジャケ買い」をするやつがいるだろうか?)
書籍という商品の場合も、自分にとっての書店の利は、選ぶという行為の自由度においてある。だから自分は、欲しい本が決まっているときでも、わざわざ書店にいくことが多い。しかも、店員に「○○はどこにありますか」と尋ねることもあまりない(仕事とかなら別)。そして、書店にいったら、ある程度の時間は徘徊する。これはきっと「探す」という贅沢な時間の使い方が好きなんだろうなあ。
で、ここまでなら「オレ好み」を主張しているだけの話なのだが、この構造が例えばドンキホーテの成功の理由と非常に近いといった事実から、世間様の多くも「もしかしたら自分にとってナイスな商品の探索」という時間の潰し方に憧れを持っているという確信に至る。感情的にも 、自分に必要なものさえゲットできればいいという鼻息にはオレの求める女以外はノイズと主張するヤンキーっぽさが臭うので、国民の大部分(少なくとも書籍やマンガやCDに消費する人達)がそんなだとは思いたくない。
もっとも、書籍に話を限定すれば、大型書店のラインナップ均一化(売り手の問題)やノイズのような商品が多い(作り手の問題)といった目をつぶれない事実もあり、商品の供給側が総じて魅力的な探索空間を提供する努力を怠っているのはどうにかしてほしいね。他人事じゃないけど。っていうか、なんなのこの左翼系新聞の一面下部に毎日掲載されているコラムっぽい論利展開を無視した後付けは。いやんなる。
ときに、「本の中身を確認できるのが書店の利点」という主張は、実はまやかしだと信じている。これはCDショップからの類推だ。CDショップでは商品の中身を確認できない ことがほとんどだが、自分を含めて、AmazonではなくタワーレコードなどでCDやDVDを購入する人間 は多いように思う。で、その背景にあるのは、ショップのほうがWeb通販より、選ぶという行為の自由度が高いからだと理解している。そのへんは、たぶんAmazonもよく分かっていて、だからこそできるだけユーザーに選ぶ楽しさを提供できるようなサイト作りを心がけているんだろう(もちろんこれは、amazon.co.jpではなくamazon.comの偉さなわけだが。にしても、たとえば、Amazonで「ジャケ買い」をするやつがいるだろうか?)
書籍という商品の場合も、自分にとっての書店の利は、選ぶという行為の自由度においてある。だから自分は、欲しい本が決まっているときでも、わざわざ書店にいくことが多い。しかも、店員に「○○はどこにありますか」と尋ねることもあまりない(仕事とかなら別)。そして、書店にいったら、ある程度の時間は徘徊する。これはきっと「探す」という贅沢な時間の使い方が好きなんだろうなあ。
で、ここまでなら「オレ好み」を主張しているだけの話なのだが、この構造が例えばドンキホーテの成功の理由と非常に近いといった事実から、世間様の多くも「もしかしたら自分にとってナイスな商品の探索」という時間の潰し方に憧れを持っているという確信に至る。感情的にも 、自分に必要なものさえゲットできればいいという鼻息にはオレの求める女以外はノイズと主張するヤンキーっぽさが臭うので、国民の大部分(少なくとも書籍やマンガやCDに消費する人達)がそんなだとは思いたくない。
もっとも、書籍に話を限定すれば、大型書店のラインナップ均一化(売り手の問題)やノイズのような商品が多い(作り手の問題)といった目をつぶれない事実もあり、商品の供給側が総じて魅力的な探索空間を提供する努力を怠っているのはどうにかしてほしいね。他人事じゃないけど。っていうか、なんなのこの左翼系新聞の一面下部に毎日掲載されているコラムっぽい論利展開を無視した後付けは。いやんなる。
2005/01/27
発売日にゲームソフトを買ってみた。行列ができていたが、通算8作目にもなるようなソフトに比べれば普通の列だろう。「専用」の列は用意されていなかったし。にしても、普段はこんな行列じゃないだろうに、わざわざ今日、その他の商品を購入するつもりだったらあきらめるだろうなあ。と思いながら並んでいたら、直前に並んでいたおじさんが購入したのは知らないエロソフトだった。あれも同じ発売日なのか?
ところで行列に並んでいると、必ず自分の順番になろうかというときに割り込みしようとする奴があらわれる。きっと狙われているに違いない。っていうか、ほんとに自分の目的達成しか眼中にないのね。
ところで行列に並んでいると、必ず自分の順番になろうかというときに割り込みしようとする奴があらわれる。きっと狙われているに違いない。っていうか、ほんとに自分の目的達成しか眼中にないのね。
n番目までの素数を高速に求めるのはデータ構造にかかっているし飽きてきたので、単純な素数判定を。しかも、たまには数学っぽく整数論の結果なんて使っちゃったりして。
実行結果
なんのことはないWilsonの定理。Fermatの小定理から得られるLennmaのひとつで、階乗さえ高速に求まればいいというお手軽さが素人の心をつかんで離さない。実際わかりやすいし。しかし、単純に判定するのと構成的に求めていくのとではロマンが違う。
def is_prime(n):
wilson = reduce(lambda x, y: x*y, range(1, n))
if wilson % n == n-1:
return 1
else:
return 0
print is_prime(1093)
実行結果
1
なんのことはないWilsonの定理。Fermatの小定理から得られるLennmaのひとつで、階乗さえ高速に求まればいいというお手軽さが素人の心をつかんで離さない。実際わかりやすいし。しかし、単純に判定するのと構成的に求めていくのとではロマンが違う。
2005/01/26
2005/01/25
体調がいいとタバコがうまいらしいけど(っていうか自分はタバコのにおいが耐えられないのでいかなる想像も拒絶するわけですが)、音楽もうまいよ。ところで、昨日の夜は6EM7(Sylvania)を一本物理的に失ったかと思った。Rchの調子がいまいちだったのでちょっぴり調整していたんだけど(たいていどっかのネジが緩んでいるのが原因なので締めなおす作業が中心)、R側パラの1本に腕が引っ掛かり、途端にものすごい勢いでコネクタからはずれて床にダイブしてしまったわけですよ。真空管なんて、意図的にコネクタから引き抜こうと思っても簡単にははずれないのに、力点と作用点がうまく適合するとあんなにコロっとはずれるものなのね。
2005/01/24
2005/01/23
結婚記念日の定番となりつつある、浅草のオマージュ。今日は、素材を前面に出したメニューが中心だったので、ワインはマコンにした。
・アラカルト
ピクルスとテリーヌとオリーブ。こういう細かいものがうまいのが、もう。
・パン
これはいつも同じ、黒オリーブのパンと、ライ麦のパン。いずれもこの店の石釜で焼いている。何より、バターが。バターが。バターが。
・ナスのピューレ+クルトン
ナスの癖のなさとクルトンの甘み、食感がたまらない。これからのコースを期待させる何か。
・鮪のカルパッッチョ+温泉卵+鶏のゼリー
イノシン酸の饗宴。アクセントの塩昆布が見事。
・フォアグラ+フランスレンズ豆のソース+りんごのピューレ+豚の血のソーセージ春巻
ああ、フォアグラってこういうもんだと思うんですよ。まっったくごてごてしていない。生の血の塊を、繊細な胡麻塩の風味で臭みを完全にシャットアウトし、いうなればイクラのような食感で楽しませてくれる。
豚の血のソーセージはフランスの伝統的な料理だけど、それだけだと台湾にいきたくなる。しかし、そこで、庶民がフランス料理を食べるときに必ずといっていいほど感じるフルーツの妙味が炸裂する。
・甘鯛のソテー+ラタトゥイユ+クリームじたてのソース
甘鯛は鱗が付いたままソテーしたもの。鱗の触感と、ラタトゥイユと甘鯛を焼いた際に使った油をベースにしたミルクじたてのソースが超絶。鱗の旨味をあれだけ引出しながら、本体をこれだけみずみずしく焼いてこられた日にゃあ、もう。
・牛ささみ肉のソテー+野菜
ささみ肉というのは、ロースの近くの希少な部位とのこと。その牛はもとより、野菜うますぎ。アスパラの暴れる野菜汁。2種類の蕪の味が区別できるソテー。牛も、誰でも大好きなとろけるような触感ではなく、きちんとした歯ごたえのある食感の「肉」なのがすばらしい。
・アーモンドのババロア+柚のシャーベット、ラベンダーのムース+ショコラのアイスクリーム
いうことないですビバ、ババロア。
これだけ満足できて、2人で2万円に満たない。とにかく下町の底力を疎かにするな、と。そして、口当りの良さがグルメだと思うな、と。
・アラカルト
ピクルスとテリーヌとオリーブ。こういう細かいものがうまいのが、もう。
・パン
これはいつも同じ、黒オリーブのパンと、ライ麦のパン。いずれもこの店の石釜で焼いている。何より、バターが。バターが。バターが。
・ナスのピューレ+クルトン
ナスの癖のなさとクルトンの甘み、食感がたまらない。これからのコースを期待させる何か。
・鮪のカルパッッチョ+温泉卵+鶏のゼリー
イノシン酸の饗宴。アクセントの塩昆布が見事。
・フォアグラ+フランスレンズ豆のソース+りんごのピューレ+豚の血のソーセージ春巻
ああ、フォアグラってこういうもんだと思うんですよ。まっったくごてごてしていない。生の血の塊を、繊細な胡麻塩の風味で臭みを完全にシャットアウトし、いうなればイクラのような食感で楽しませてくれる。
豚の血のソーセージはフランスの伝統的な料理だけど、それだけだと台湾にいきたくなる。しかし、そこで、庶民がフランス料理を食べるときに必ずといっていいほど感じるフルーツの妙味が炸裂する。
・甘鯛のソテー+ラタトゥイユ+クリームじたてのソース
甘鯛は鱗が付いたままソテーしたもの。鱗の触感と、ラタトゥイユと甘鯛を焼いた際に使った油をベースにしたミルクじたてのソースが超絶。鱗の旨味をあれだけ引出しながら、本体をこれだけみずみずしく焼いてこられた日にゃあ、もう。
・牛ささみ肉のソテー+野菜
ささみ肉というのは、ロースの近くの希少な部位とのこと。その牛はもとより、野菜うますぎ。アスパラの暴れる野菜汁。2種類の蕪の味が区別できるソテー。牛も、誰でも大好きなとろけるような触感ではなく、きちんとした歯ごたえのある食感の「肉」なのがすばらしい。
・アーモンドのババロア+柚のシャーベット、ラベンダーのムース+ショコラのアイスクリーム
いうことないですビバ、ババロア。
これだけ満足できて、2人で2万円に満たない。とにかく下町の底力を疎かにするな、と。そして、口当りの良さがグルメだと思うな、と。
2005/01/20
自分はどうしてがんばれないんだろうと嘆いていたら、 hisashim's Journal でおなじみの勝ち組Tさんに「がんばる自分を恥ずかしいと思ってるから」といわれた。hisashim さんの悔しさが痛感できた。
Rubyにおけるクロージャーの例だけど、M氏に指摘されて、より「環境を保持してる」っぽく書き換えた。当初のものでは Proc のインスタンスを生で print していたのを make_power_gen という関数で覆っただけだが、出力を見れば、この関数ジェネレータが「環境を保持している」という点がはっきりする。
実行結果
出力例では、make_power_gen を2回呼び出して関数を2つ(power_gen_1とpower_gen_2)作り出し、それぞれ何回か実行している。ポイントは、power_gen_1 における変数 prev の値が、power_gen_2 の実行によって影響を受けていないこと。つまり、関数ジェネレータ make_power_gen がきちんと機能している。クロージャーでなく、変数 prev が関数内でローカルなスコープを持っていたら、こんなとき power_gen_1, … ,power_gen_n をすべて個別に定義するしかない。
def make_power_gen
prev = 1
Proc.new{
prev = prev * 2
}
end
power_gen_1 = make_power_gen
print "power_gen_1: ", power_gen_1.call, ", ", power_gen_1.call, "\n"
power_gen_2 = make_power_gen
print "power_gen_2: ", power_gen_2.call, ", ", power_gen_2.call, ", ", power_gen_2.call, "\n"
print "power_gen_1: ", power_gen_1.call, ", ", power_gen_1.call, "\n"
実行結果
power_gen_1: 2, 4
power_gen_2: 2, 4, 8
power_gen_1: 8, 16
出力例では、make_power_gen を2回呼び出して関数を2つ(power_gen_1とpower_gen_2)作り出し、それぞれ何回か実行している。ポイントは、power_gen_1 における変数 prev の値が、power_gen_2 の実行によって影響を受けていないこと。つまり、関数ジェネレータ make_power_gen がきちんと機能している。クロージャーでなく、変数 prev が関数内でローカルなスコープを持っていたら、こんなとき power_gen_1, … ,power_gen_n をすべて個別に定義するしかない。
Rubyにおけるクロージャー(closure)についての自分なりの理解。
リファレンスマニュアル にこういう例があれば手っ取り早くわかったのに。
実行結果
def power
prev = 1
prev = prev * 2
return prev
end
prev = 1
power_gen = Proc.new{
prev = prev * 2
}
print "power: ", power, ", ", power, "\n"
print "power_gen: ", power_gen.call, ", ", power_gen.call, "\n"
power: 2, 2
power_gen: 2, 4
リファレンスマニュアル にこういう例があれば手っ取り早くわかったのに。
階層的な連番を振るだけのrubyスクリプト。つまらないものだけど、なんかこういうループって必要なときにすぐに再現できなかったりする。
#!/usr/local/bin/ruby
# seq.rb
# Keiichirou Shikano
# ruby top2title.rb --chap 1 test.txt > result.txt
require "getopts"
getopts(nil,"chap:1")
$i = $OPT_chap.to_i - 1
$j = $k = 0
def headline(line)
head1_pattern = /^■H1■(.*?)$/e
head2_pattern = /^■H2■(.*?)$/e
head3_pattern = /^■H3■(.*?)$/e
head4_pattern = /^■H4■(.*?)$/e
head5_pattern = /^■H5■(.*?)$/e
if line =~ head1_pattern
$i = $i+1
$j = 0
h1_title = "第#{$i}章 #{$1}"
line.sub! head1_pattern, "#{h1_title}"
elsif line =~ head2_pattern
$j = $j+1
$k = 0
h2_title = "#{$i}.#{$j} #{$1}"
line.sub! head2_pattern, "#{h2_title}"
elsif line =~ head3_pattern
$k = $k+1
h3_title = "#{$i}.#{$j}.#{$k} #{$1}"
line.sub! head3_pattern, "#{h3_title}"
elsif line =~ head4_pattern
line.sub! head4_pattern, "■ #{$1}"
elsif line =~ head5_pattern
line.sub! head5_pattern, "▼ #{$1}"
end
end
# main
ARGF.each {|line|
headline(line)
print line + "\n"
}
2005/01/19
おうちにかえるとねむたくなくなる。
それにしても、何に対して「これじゃあだめだ」と感じるかは、それほど自明ではない。いい歳をして神経質に自分の「あるべき姿」ばかりを模索すると、それは社会と折り合いを付けられないという意味で病気だった。だが、「だめ」を避けることこそポジティブシンキングシンドローム(PS)という名前で病気扱いしてやりたい。30代のPS患者にとって、きっと明日はいいイチニチだが、彼らがかなりの確率で生存している50年後に軌道エレベーターに乗りながら2005年の今日から明日への遷移について考察したとき、同じ感慨をいだくかってことだ。だがそんなこたあどうでもいいぞ。なぜなら「これじゃあだめだ」と感じても結果は一緒だから。
それにしても、何に対して「これじゃあだめだ」と感じるかは、それほど自明ではない。いい歳をして神経質に自分の「あるべき姿」ばかりを模索すると、それは社会と折り合いを付けられないという意味で病気だった。だが、「だめ」を避けることこそポジティブシンキングシンドローム(PS)という名前で病気扱いしてやりたい。30代のPS患者にとって、きっと明日はいいイチニチだが、彼らがかなりの確率で生存している50年後に軌道エレベーターに乗りながら2005年の今日から明日への遷移について考察したとき、同じ感慨をいだくかってことだ。だがそんなこたあどうでもいいぞ。なぜなら「これじゃあだめだ」と感じても結果は一緒だから。
もうこの複合機ときたらあたまくる。
機械に関してはシンプルでソリッドなほうがトラブルが少ないけれど、単純かつ一本気な人間は相手にするとトラブルそう。センスがよければいいけどね。でもセンスって何さ。たんなる「共感できる」ということ? 古代なら、石斧つくりのセンスとか土器焼きのセンスとか亀の甲羅占いのセンスとかあったに違いないけど、そうしたスキルにセンスのあった人たちは自分と共感できるだろうか。スキルにセンス。石斧つくりにセンスのあるやつは、土器焼きにもセンスを発揮できただろう。でも亀の甲羅占いのセンスは別のような気がする。それは、センスの発揮対象で分類(何を?)するなら、対具象と対抽象に分かれそうだから。この場合、人間は抽象物だと考えてください。まれに両者に対してセンスを発揮できるやつがいて、そういうやつは器用とよばれ、軒並み貧乏になるらしい。
機械に関してはシンプルでソリッドなほうがトラブルが少ないけれど、単純かつ一本気な人間は相手にするとトラブルそう。センスがよければいいけどね。でもセンスって何さ。たんなる「共感できる」ということ? 古代なら、石斧つくりのセンスとか土器焼きのセンスとか亀の甲羅占いのセンスとかあったに違いないけど、そうしたスキルにセンスのあった人たちは自分と共感できるだろうか。スキルにセンス。石斧つくりにセンスのあるやつは、土器焼きにもセンスを発揮できただろう。でも亀の甲羅占いのセンスは別のような気がする。それは、センスの発揮対象で分類(何を?)するなら、対具象と対抽象に分かれそうだから。この場合、人間は抽象物だと考えてください。まれに両者に対してセンスを発揮できるやつがいて、そういうやつは器用とよばれ、軒並み貧乏になるらしい。
Firefox の Copy URL で新しいコマンドを設定するときのメモ。
- アドレスバーにabout:config
- copyurlplus.menus.#.copy (#は、まだ使われていない数字)という名前で設定を追加し、その値として、URLをコピーするときの動作(つまりコマンド)を設定する。設定に利用できる変数としては、以下のようなものがある(一例)。
- %URL%:コマンドを起動したページのURL
- %TITLE%:コマンドを起動したページのTITLE
- %SEL%:コマンドを起動したときの選択範囲
たとえば、以下のような値を設定して好きなコマンドを作る。- %TITLE%:%SEL%: %URL%:
適切にTitleが設定されてないページも多いので、そんな場合はタイトルっぽい文字列を選択してコマンドを実行する。 - <a href="%URL%">%SEL%</a>:
選択範囲を該当ページへのリンク先にするような HTML としてURLをコピーする。ブログロっ子ご用達。
- copyurlplus.menus.#.label という名前で設定を追加し、その値として、コマンドの名前(つまりページ上で右クリックしたときに[Copy URL+]の下のメニューに表示される名前)をつける。
2005/01/18
10代男の子の意識調査を読んだHMねえさんが、16歳~19歳の首都圏に住む男子を評して「夢がなくて努力も嫌い(な年齢層)ってことか」といいました。僕も夢がなくて努力が嫌いですが、まだまだ若い志があるという理解でよろしいでしょうか。
いや、夢はあるぞ。でも教えない。
そういえば今日は夢の話が続く。
いや、夢はあるぞ。でも教えない。
そういえば今日は夢の話が続く。
陽が早くなったね。
今朝の夢では奥様が死んだ。あまり現実の知人が登場する夢は覚えてないのだが、今朝のは何人も特定できる。最初は、チベットかどこかの山中(といっても観光化されている)を奥様と歩いているという設定。次に、フィジー島(こっちは明確にフィジーという設定だった)でKNと一緒に奥様を待っているという設定に転換する。すると、成田発の飛行機が消息を絶ったという連絡が入って、KNが懸命に日本と連絡を取ろうとしてくれるんだけど、いっこうに確かな情報は分からない。しかし、どうやら奥様の搭乗した機体のようだという推測が現実味を帯びてくる。で、そのうち夜があけて、なんと宇佐が車でホテルに乗り付けてきた。はて。「宇佐さん、空はこんなに青いのに、僕は何をしたらいいのかさっぱりわかりませんよ。」
おしまい。それでは会社にいってきます。
今朝の夢では奥様が死んだ。あまり現実の知人が登場する夢は覚えてないのだが、今朝のは何人も特定できる。最初は、チベットかどこかの山中(といっても観光化されている)を奥様と歩いているという設定。次に、フィジー島(こっちは明確にフィジーという設定だった)でKNと一緒に奥様を待っているという設定に転換する。すると、成田発の飛行機が消息を絶ったという連絡が入って、KNが懸命に日本と連絡を取ろうとしてくれるんだけど、いっこうに確かな情報は分からない。しかし、どうやら奥様の搭乗した機体のようだという推測が現実味を帯びてくる。で、そのうち夜があけて、なんと宇佐が車でホテルに乗り付けてきた。はて。「宇佐さん、空はこんなに青いのに、僕は何をしたらいいのかさっぱりわかりませんよ。」
おしまい。それでは会社にいってきます。
2005/01/17
2005/01/16
以前作成した get_combinations.py を見直した。以前のバージョンにはどうしても気持悪い箇所があって、それは「1つだけ要素を持ってくる組み合わせの全体」へどう対応するか、というものなのだが、最初にこいつを書いたときには最後に帳尻をあわせることで解決していた。結果が同じなんだからいいじゃん。正確にいうと、気持が悪かった箇所の問題が「1つだけ要素を持ってくる組み合わせ」に関連した問題だと気が付いたのはついさっきで、だから書き直したわけだけど。
こういうときに思うのは、つくづく自分はコンピュータサイエンスをきちんと学んでいないなあということだ。今回の場合は組み合わせを求めつくすのが目的で、結果を人間が参照するに分には以前作成したバージョンでも対して困らない。が、データ構造は3つの要素の組み合わせを求める時点から無理繰り変えるような方法をとっていて、それが最後の帳尻合わせが必要となる原因となっていた。で、後になってようやく気が付く。なんで気が付くかというと、それを応用しようというときに不都合にぶちあたるからだ。本来、こんな問題はアルゴリズムを思い付いた次の段階できちんと整理すべきことなのだ。そういうことを面倒がらずにやるのがプロってもんだろうが。プロじゃないけど。
こういうときに思うのは、つくづく自分はコンピュータサイエンスをきちんと学んでいないなあということだ。今回の場合は組み合わせを求めつくすのが目的で、結果を人間が参照するに分には以前作成したバージョンでも対して困らない。が、データ構造は3つの要素の組み合わせを求める時点から無理繰り変えるような方法をとっていて、それが最後の帳尻合わせが必要となる原因となっていた。で、後になってようやく気が付く。なんで気が付くかというと、それを応用しようというときに不都合にぶちあたるからだ。本来、こんな問題はアルゴリズムを思い付いた次の段階できちんと整理すべきことなのだ。そういうことを面倒がらずにやるのがプロってもんだろうが。プロじゃないけど。
2005/01/14
2005/01/12
2005/01/09
風呂に入ると人生がかわる気がする。
ところでディスポーザーですよ。新築マンションを訪れる機会があって、個人的には台所がディスポーザーかどうかが気になったんだけど、違うんだって。それにしても意外だったのは、どうやらみんなディスポーザーに否定的らしいということ。GKBRの来襲が日常の恐怖の過半数を占める自分にとって、生ゴミは死活問題のひとつだ。だから、我が家では生ゴミ処理機を導入している。当然ながらナショナル製。んなことはどうでもいいか。もし大型の冷凍庫が置けるなら、凍らせるという方法もある。そういえば、たしか群馬かどっかで生ゴミ冷凍を自治体が推奨して、家庭ゴミ総量の大幅削減に成功したとかいう話もあった。で、ディスポーザーも生ゴミ処理の有力な選択肢だと思うわけですよ。もちろん前提はあって、ディスポーザーに対応した下水道が用意されていること。そうなると新築のマンションとかしか導入できないわけで、逆にいうと新築マンションのウリのひとつだと思ってたわけですよ。ブロウドバンドとか以上に。'
そこで脳裏をよぎるのは、フロンのことだ。いや、ちがう。各人の批評空間の基底のことだ。フロンについてどう考えるかは、科学に対する態度を示す踏み絵みたいなものだ。たとえば、いま、フロンのような科学的な発見に対してどういう態度を示せると想像できるか。自分はきっと、フロンのような発明が再度なされたとき、それに対して肯定的な意見を持つだろう。ここで「フロンのような発明」といっているのは、いま現在の科学的な根拠からは何ら問題を見出せないような発明という意味だ。いまじゃあ「フロン=人類の罪」的な議論になりがちだけど、いうまでもなく、開発当時の科学的見地では問題性はまったく(といっていいと思う)なかった。だって、ミッジリーは飲んだんだぜ。だれが、その極度な安定性が成層圏で問題になると想像できたか。こうもいえる。だれが、地上で安定しているフロンが成層圏で壊れることを問題視し得たか。フロンは、科学技術が問題を解決せず、むしろ増やすだけにしかならないことの教訓にはなる。それでも、みんながルソー的牧歌生活をしてるほうが健全か?
まあ、なんでもいいや。情報が多ければミスは少ない。かもしれない。
ところでディスポーザーですよ。新築マンションを訪れる機会があって、個人的には台所がディスポーザーかどうかが気になったんだけど、違うんだって。それにしても意外だったのは、どうやらみんなディスポーザーに否定的らしいということ。GKBRの来襲が日常の恐怖の過半数を占める自分にとって、生ゴミは死活問題のひとつだ。だから、我が家では生ゴミ処理機を導入している。当然ながらナショナル製。んなことはどうでもいいか。もし大型の冷凍庫が置けるなら、凍らせるという方法もある。そういえば、たしか群馬かどっかで生ゴミ冷凍を自治体が推奨して、家庭ゴミ総量の大幅削減に成功したとかいう話もあった。で、ディスポーザーも生ゴミ処理の有力な選択肢だと思うわけですよ。もちろん前提はあって、ディスポーザーに対応した下水道が用意されていること。そうなると新築のマンションとかしか導入できないわけで、逆にいうと新築マンションのウリのひとつだと思ってたわけですよ。ブロウドバンドとか以上に。'
そこで脳裏をよぎるのは、フロンのことだ。いや、ちがう。各人の批評空間の基底のことだ。フロンについてどう考えるかは、科学に対する態度を示す踏み絵みたいなものだ。たとえば、いま、フロンのような科学的な発見に対してどういう態度を示せると想像できるか。自分はきっと、フロンのような発明が再度なされたとき、それに対して肯定的な意見を持つだろう。ここで「フロンのような発明」といっているのは、いま現在の科学的な根拠からは何ら問題を見出せないような発明という意味だ。いまじゃあ「フロン=人類の罪」的な議論になりがちだけど、いうまでもなく、開発当時の科学的見地では問題性はまったく(といっていいと思う)なかった。だって、ミッジリーは飲んだんだぜ。だれが、その極度な安定性が成層圏で問題になると想像できたか。こうもいえる。だれが、地上で安定しているフロンが成層圏で壊れることを問題視し得たか。フロンは、科学技術が問題を解決せず、むしろ増やすだけにしかならないことの教訓にはなる。それでも、みんながルソー的牧歌生活をしてるほうが健全か?
まあ、なんでもいいや。情報が多ければミスは少ない。かもしれない。
2005/01/08
2005/01/07
むかし設定した viewcvs について急速に思い出す必要があったので、あらためてメモしとこ。まず、viewcvs には debian のパッケージもあるんだけど、subversion に対応していない。 subversion に対応しているのは vewcvs-1.0-dev という開発中のやつで、CVS レポジトリからソースをチェックアウトしてきてビルドする必要がある。つまり面倒。あと、viewcvs.conf も subversion にあわせて変更してね。具体的には、cvs_roots をコメントアウトする。
それと、複数のプロジェクトを登録するために必要な設定として、svn_roots を svn_parent_path に変更し、default_root を適当な名前に変更する必要がある(デフォルトは "cvs" で、ここでは "test" にした)。
あとはてきとうに。
ちなみに viewcvs.conf は、つるしでビルドすると /usr/local/viewcvs-1.0-dev/viewcvs.conf にできる。
なんかとにかく面倒なので、M氏は Trac を試すらしい。この Edgewall Software ってとこの Python Sidebar がなんかすてき。
#cvs_roots = cvs: /home/cvsroot
それと、複数のプロジェクトを登録するために必要な設定として、svn_roots を svn_parent_path に変更し、default_root を適当な名前に変更する必要がある(デフォルトは "cvs" で、ここでは "test" にした)。
#svn_roots = svn: /var/svn
svn_parent_path = /var/svn
...
default_root = test
あとはてきとうに。
ちなみに viewcvs.conf は、つるしでビルドすると /usr/local/viewcvs-1.0-dev/viewcvs.conf にできる。
なんかとにかく面倒なので、M氏は Trac を試すらしい。この Edgewall Software ってとこの Python Sidebar がなんかすてき。
今朝、上野の科学博物館の正門前で、なにやら巨大な岩の塊をクレーンで搬入していた。直径が 2m 近くある球形で、一部に正方か六方の結晶格子が見えたから、何らかの鉱物を含む岩石だろう。結晶格子でなく、ただの節理かもしれないけど、博物館にクレーンで運び込んでるのがただの岩石じゃあ妄想も何もできないわけで。庭に展示してたロケットか何かを撤去した跡の大穴を埋めるための岩石、とかだったらつまらなすぎる。
そのむかし、科博の一番奥にある建物の4階(だったと思う)には、ひたすら鉱物やら岩石やらのサンプルが陳列されていた。薄白い蛍光灯の下に、全面ガラス張りの大きな陳列ケースが何本も整然と並べられいて、その中に「黄鉄鋼:220グラム:東南アジア産出」みたいに半ば投げやりに分類された数百の鉱物が転がっているだけのフロア。きっと、リノリウムの匂いあり。そのフロアが大好きだった。最近、リニューアルした科博が話題になってて、もちろん自分も行ってみたいんだけど、むかしの「教育を目的とした施設とは違う何か」という風情を残してもらいたいという本音もある。公共の施設というタテマエ上、サービスの向上と収益性のアップを目指すのは当然なんだけどね。ネズミワールドを指向した博物館なんて味気なくって。日常と違う世界が「ハレ」だけに偏ることの味気なさ。
そのむかし、科博の一番奥にある建物の4階(だったと思う)には、ひたすら鉱物やら岩石やらのサンプルが陳列されていた。薄白い蛍光灯の下に、全面ガラス張りの大きな陳列ケースが何本も整然と並べられいて、その中に「黄鉄鋼:220グラム:東南アジア産出」みたいに半ば投げやりに分類された数百の鉱物が転がっているだけのフロア。きっと、リノリウムの匂いあり。そのフロアが大好きだった。最近、リニューアルした科博が話題になってて、もちろん自分も行ってみたいんだけど、むかしの「教育を目的とした施設とは違う何か」という風情を残してもらいたいという本音もある。公共の施設というタテマエ上、サービスの向上と収益性のアップを目指すのは当然なんだけどね。ネズミワールドを指向した博物館なんて味気なくって。日常と違う世界が「ハレ」だけに偏ることの味気なさ。
2005/01/06
2005/01/05
2005/01/04
2005/01/03
ビールを飲む機会が多い時期になると、あらためて国産 A 社の攻勢にがっかりしてしまう。お願いだから、全国の飲食店では麒麟を用意しておいてください。あと、エビスってありがたがるほどおいしくありませんから。一番搾りを飲んでいるときに「エビスもあるよ」っていわれても、ちっともうれしくないです。エビスでも黒の生ならうまいんだけど。そこで勝手に格付け。もちろん、それほどたくさん飲んだことがあるわけではないので、暫定版。
A+ シメイ・ブルー、サミュエルアダムス、麒麟ブラウマイスター
A バスペールエール、バドバー、シメイ・レッド、多摩ビール
B+ 麒麟一番搾り、エビス黒、まろやか酵母、越後ビール
B 麒麟ラガー、ギネス、青島ビール
B- エビス、モルツ、台湾ビール、コロナ
C 黒ラベル
外 スーパードライ
(2004/1/3)
随時更新予定。
A+ シメイ・ブルー、サミュエルアダムス、麒麟ブラウマイスター
A バスペールエール、バドバー、シメイ・レッド、多摩ビール
B+ 麒麟一番搾り、エビス黒、まろやか酵母、越後ビール
B 麒麟ラガー、ギネス、青島ビール
B- エビス、モルツ、台湾ビール、コロナ
C 黒ラベル
外 スーパードライ
(2004/1/3)
随時更新予定。
2005/01/02
i 番目の素数を、整数のバイナリ表現で i 番目のビットを 1 として表現してみる。例えば 2 の倍数を篩にかけるときは、10101010…1000というバイナリ表現の整数とビットオア演算するという感じ。
これがちっとも早くない。しかも、ほとんどがビット演算なだけに、psycoを使ってもたいして変わらない。
整数を順番に素数のリストで篩にかけるのより遅い。もちろん、psycoなしで比較すると、圧倒的に今日の素数ジェネレータのほうが早い。
#! /usr/local/bin/python
import psyco
psyco.full()
def zebraBit(span, length):
bitkun = 2L ** (span - 1)
for initan in range(1, length/span):
bitkun = (2L ** (span - 1) << (initan * span)) | bitkun
return bitkun
def binArray2intList(intasbin):
integers = []
count = 0
num = intasbin
while num > 0:
if intasbin & (1L << count):
pass
else:
integers.append(count + 1)
num = num >> 1
count = count + 1
return integers[1:]
bit = 0L
for i in range(2, 100):
bit = zebraBit(i, 10000) - (1L << (i-1)) | bit
m = binArray2intList(bit)
print len(m)
print m[len(m)-1]
これがちっとも早くない。しかも、ほとんどがビット演算なだけに、psycoを使ってもたいして変わらない。
$ time python prime2.py
1229
9973
3.980u 0.020s 0:03.99 100.2% 0+0k 0+0io 374pf+0w
整数を順番に素数のリストで篩にかけるのより遅い。もちろん、psycoなしで比較すると、圧倒的に今日の素数ジェネレータのほうが早い。
$ time python prime.py 1229
1229 th prime is 9973
2.690u 0.010s 0:02.71 99.6% 0+0k 0+0io 344pf+0w
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