2005/02/04

どうして最近のコンビニパンは、自社ブランドのこじゃれ系ばかりなんだろう。ちょびっと高級志向のほうが都会のコンビニ利用者にうけるという市場原理はわかるんだけど、中途半端はやめてほしいんだよね。っていうか、Pascoを置け。食パンじゃないよ。Pascoの面目躍如たるところは、あの、とち狂った菓子パンや調理パンの季節商品にある。とくに、もちっとした食感に対する固執ぶりや、南国フレーバーやチーズをやけに多用する商品開発が評価に値する。今回も「おもちなケーキ いちごクリーム」という驚愕のラインナップを投入してきたけど、こいつもイチゴ風味のカステラで牛皮をサンドするという、商品企画開発チームのやっちまった感あふれる佳作だった。ちなみに、個人的にここ数年で一番のヒットは、去年の冬に一瞬だけ発売されていた「もちっとシュークリーム チーズ風味」みたいなやつで、チーズクリームを意味なく弾力のあるシュー生地でくるんだPascoらしい一品。しかし、おしむらくは、すぐに店頭から消えてしまうんだよね。それに、どうもここ数年、コンビニではPascoが冷遇されているようで気がきでならない。もちっと食感なんて、日本の女の子ちゃんを過剰に意識してるように思うんだけど。

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