同僚のM氏がDEMOについてナイスマトメしていたので、メモ。
DEMOやJAZZは、人にお勧めを紹介してもらわない限り、相当なエネルギーをつぎ込まなければ「楽しむ」域に到達できないと思う。JAZZは雑誌で独探もできるけど、実際に聞いてみなければ自分に合うかわからないし、はじめて聞いたときにはダメでも聞きこむにつれて良くなることもある(逆もね)。生演奏を耳にして印象が変わることもあるし、再生装置が変わっただけでも考え方は一転する(だから、Amazonとかでrm形式のデモが聞けたりするけど、信じちゃいけないってこと)。一方DEMOのほうは、Webで探しまくってためしまくれるけど、学生~20代前半独身でもなければ「探してためしまくる」時間はない。時代とともに再生装置が入手出来なくなるという問題もある。時代格差の問題は、JAZZの場合も、歴史を知っているかどうかという面で顕在する問題かも。いずれにしろ、JAZZもDEMOも、きっと自分の知らないとこでものすごい傑作が作られて、そうした適切な伝承を介したコミュニティ(しかも、時代間格差のあるコミュニティ)の中で消費されているんだろう。そう思うと口惜しい。(自分にとって)どうでもコミュニティ文化もあるけどね。ぺ様とか。それにしてもマスコミを通じて「発見」されやすい文化は、自分が興味ないものばかりってこと。
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