2004/11/14

オーチャードホールで上演された、ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラによるフィガロの結婚を見てきた。スザンナの4幕のアリアは掛け値なしによかったし、マルチェリーナやバルトロ、バジリオの3人も怪しさ抜群だったし、なによりケルビーノ役のユスティナ・ストラルスカがかわいらしかった。
ただ、どうしても「あとひといき感」が否めない。とくに候爵夫人のアリアは、ことごとく「何か」を外しているように聴こえたんだけど……もしかすると、すべては4幕でスザンナと入れ替わったときのアリアを際だたせるためだったのか! (それにしても、いまどきそんな手法ははやらないと思う)。

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