2011/12/31
OLYMPUS SH-21 がきた
帰宅してすぐに箱から出し、インテリジェントオートで何枚か撮ってみましたが、背面の液晶でプレビューすると、やたらに明るく写ってるけど何となくしゃきっとしない絵。設定いじれば変わるかなと思って、プログラムオートでいじってみるものの、さっぱり勝手がわからない。オールインワンカメラなんて、自分ではまず買わないタイプなので、かなり戸惑います。まあでもふだん使っているパナソニックのコンデジよりモノとしては楽しいので、翌日子どもと散歩に出かけるときに持って行こうと決めました。
翌朝、つまり今朝、散歩に出る前にフォーカスを合わせるコツをさぐりながら撮ったのがこれ。なんというひどいボケだw。こういう写真を見ると、ソフトウェアでは得られずハードの質で左右される部分がまだまだあるんだと自分に言い聞かせてD90用にレンズを買う口実になります。まあ、これくらい寄れるとそれだけで単純に楽しくなってしまうので、気楽に撮り流していくことにしましょう。
このカメラ、背面液晶がタッチパネルになってて、タッチした場所でAFロックするようにできます。でも、それなりに明るい場所なら、従来のコンデジの要領でシャッターボタン半押しから構図を決めて撮るほうが楽でした。タッチパネルでAF操作するのに慣れてないわけではなくて、HTC Desireでは便利に使っているんですが、このカメラはタッチパネルの感度がいまいちよろしくない気がします。それにつけてもAFは楽ちんだ。
昨晩はしゃっきりしないと感じた肝心の絵ですが、晴天下ではずいぶん印象が変わりました。相変わらずインテリジェントオートはいまいちですが、プログラムオートにしてホワイトバランスのみオートにしてやると、完全にシャッター押すだけでソフトウェア支援をバリバリに受けたぱきっとした絵を快適に撮れるようになりました。
無駄に広角側があるのもスナップにはうれしい。
でも、こういう写真はむずい。
暗いシーンでも何も考えずにシャッター押すだけ。
おもしろ機能として、パノラマが撮れちゃう。これはかなり興奮しました。このためだけに、これを登山に持っていこうと思った。高さが720ピクセルなのでPCで見るとそれほど迫力ないけど、背面液晶ではアニメーションでプレビューしてくれるので、かなり「おおっ」となります。
あと連写が楽しいです。これも背面液晶ではアニメーションとしてプレビューでき、やはり異様に楽しい。flickrが中心の自分にとっては、しょせん静止画なのでハンドリングが楽なのもうれしいです。ハイビジョン動画とか、正直もてあます。あれってみんな、撮影したやつをどうやって保管してるんだろう。もちろんこのカメラも当たり前のようにハイビジョン動画撮れるのですが。
もうひとつ、3Dが取れる機能があって気になってるのですが、背面液晶は3D対応じゃないので、3Dモニターがないと楽しめないらしい。残念。
別の日に撮影したものを追加しときます。
EXIF 情報が見られないのばかりで申し訳ないです。Eye-Fi → iPad 経由で Flickr にアップしたら EXIF がなくなってしまった。
2011/12/11
2012年賀状
年賀状書いた。
%! << /PageSize [285 420] >> setpagedevice /fun { % y=x^2/81 for x<9, y=(x-18)^2/81 for x>=9 dup 9 le {dup mul 81 div} {18 sub dup mul 81 div} ifelse } def /colwidth 62 def % set column width /xoffset 15 def /linehfactor 1.3 def /fontsize 170 def /numfont { /Sixties % /Bookman-Demi or /Times-Bold are also good } def /setrandcolor { % def /m exch def /r1 {rand 10 mod 7 div 1 m fun sub mul m 9 eq {1 add} if} def /r2 {rand 10 mod 7 div 1 m fun sub mul 0 add} def /r3 {rand 10 mod 7 div 1 m fun sub mul 0 add} def r1 r2 r3 setrgbcolor } def /centeringchar { % def dup stringwidth pop colwidth exch sub 2 div 0 rmoveto } def % remaining a character string on top of the opstack xoffset 0 moveto 0 1 3 { % for /i exch def i colwidth mul 0 rmoveto [3 1 2 3] i get % map (+1) (2 0 1 2) /base exch def 0 1 10 { % for /t exch def /num t base add 10 mod def /f {i 3 eq {12} {9} ifelse} def /h {t 9 mul fun 2 mul f add} def numfont findfont [fontsize 1 0 linehfactor h mul 1 0] makefont setfont t setrandcolor num 10 1 string cvrs currentpoint /y exch def /x exch def centeringchar true charpath gsave fill grestore 0.5 setgray stroke x h y add moveto } for xoffset 0 moveto } for showpage
去年まではちゃんと印刷して写真をとっていたのだけど、今年は ps2pdf の出力を Scribd にアップするだけというていたらくです。
20122010年、2011年と、ぐるぐる回す系のデザインが続いたので、今年は縦スクロールにしてみました。回す系より地味だけど、縦のセンターを合わせなければいけないので、カラム幅と文字幅をもとに座標を調整したり、座標のリセットをしたり、見た目から想像されるよりも手間がかかります。
ナンバリング風の演出は、最初は円周の割合でフォントの高さの変化率を決めてみたのだけど、どうにも格好がつかず、適当な二次曲線(上記の /fun
)を使ったらなんかいい具合になりました。あと「2012」だけが目に飛び込むような配色に苦労した。
今回の作例で使ったフォントは Sixties というフリーフォントです。他の一般的なフォントを使う場合は、Bookman-Demi とか Times-Bold のようなひげのあるフォントがおすすめ。
ここから Ghostscript で TrueType フォントを使うときのメモを書くけれど、自分ではよくわかってない話なので、個人マシンで遊ぶときとか意外には参考にしないでください。
Web から入手したフリーの TrueType フォントを PostScript 遊びで使いたいとき、インタプリタが Acrobat なら Windows や Mac にフォントをインストールすれば勝手に使ってくれるけれど、Ghostscript ではそうはいかない。基本的な手順は、
- TrueType フォントの名前を調べる
- GS から見える場所に置く
- GS の Fontmap に登録(
/usr/share/ghostscript/8.71/Resource/Init/
とかにあるやつ)
$ ttf2pt1 -GA -l latin1 Sixties.ttf - 2> /dev/null | grep FontName FontName Sixtiesフォントの置き場所もなかなか一筋縄ではいかなくて、Fontmap に絶対パスを書きさえすればどこに置いてもいいのかと思いきや、GS が見に行ってくれる場所(
/usr/share/ghostscript/fonts/
とか)にないとだめっぽい。Fontmap への登録も、システムワイドな Fontmap ファイルに直接書かないと有効にならないようで、今回は Sixties.ttf を /usr/share/ghostscript/8.71/Resource/Init/Fontmap
にこんなふうに登録した。
%! % See Fontmap.GS for the syntax of real Fontmap files. %% Replace 1 (Fontmap.GS) (Fontmap.GS) .runlibfile (Sixties) (Sixties.ttf) ;