2005/01/03

北千住のルミネには丸善が入っていて、丸井には紀伊之國屋が入っている。丸善には理工書がまったく(文字どおり、まったく)ない。ところが、数社から出版されているコンピュータ書は置いてあって、正月ということもあり、立ち読みをしている人もそれなりに多い。彼らのうちの何人かは、間違いなく潜在的な消費者で、「置いてある本」を買って行く。そうして何となく購入される本が、出版業界の市場を支えている。これは、コンビニや百円均一と同じ消費者構造だ。あえて目的語を省略して書かせてもらうと、踏ん反り返って再販制度や著作隣接権を盾にするだけでなく、こういう単純な市場原理を理解してもらいたいんですが。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

紙媒体+既存の流通経路の組み合わせは保護されてるから、彼らとしては既得権益バンザイでしょう。とはいえ消費者に見限られたら彼らも終わりだから、僕らはうまいことやる手でも探しますかね。

k16 さんのコメント...

既得権益には既得権益で対抗するか(郵政民営化モデル)、馬力で対抗するしかない気がします(孫モデル)。さもなければ、闘うなと。これこそがうまい手か!

# それにしても、この手の話題にはものすごい勢いでコメントですね :)

匿名 さんのコメント...

# おらぁ、本が好きだから……(茂吉の猫の顔で、べそをかきながら)