報告が遅くなりましたが、Jin-Hwan Choさんにすぐに修正対応していただきました。
[cvs] Diff of /dvipdfmx/src/pdfdev.c http://cvs.ktug.or.kr/viewcvs/dvipdfmx/src/pdfdev.c?r1=1.63&r2=1.64
困っている人は、CVSの先端をビルドするか、20071115 のスナップショットに上記のパッチを当てるだけでも大丈夫そう。
追記ここまで
dvipdfmx をアップデートしたら2日間はまってしまった。どうやらetchの dvipdfmx には注意が必要らしい。
自分が遭遇した不具合は2つ。
- dvipdfmx(20050831)の picture 環境で、multiput の出力がずれる
- 細身のCourierフォント(pcrr8rn)が dvipdfmx で細くならない
(http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/44806.html)
1. については、次のような2種類の図形を描いてみると問題がはっきりわかる。
\begin{picture}(100,10)%
\multiput(0,0)(.1,0){1000}{\circle*{10}}
\end{picture}%
\begin{picture}(100,10)%
\put(0,-10){\circle*{10}}
\put(100,-10){\circle*{10}}
\end{picture}%
上下の picture は、それぞれ同じ幅になることが期待されるけど、dvipdfmx(20050831)では multiput したほうが長くなってしまう。(20070518 でも同じ。)
dvips で ps にして Acrobat 7.0 で pdf にすると、期待どおり同じ長さになる。(以前のバージョンのdvipdfmx(20040411)でも同じ長さになる。)
原因も修正方法も解明できなかったので、とりあえず報告のメールを送った。
0 件のコメント:
コメントを投稿