2006/02/14

先日、『ホテル・ルワンダ』を見に行った。日本公開のためのWeb署名をしたような記憶もあったので。

この映画はとてもいい作品なので、見に行ける人は見に行ってください。
ぶっちゃけ、いまこの映画を見に行っている人は、80%はルワンダやコンゴで何があったか(ニュースとして)知っている人だと思うし、そのうちのさらに80%は、この映画で語られている時間のに何があったかも(ニュースとして)知っていると思う(フツでもツチでもない、コンゴのカビラ政権のことね)。でも、そういう人たちが見に行っているだけでは、いつまでたっても政治臭い作品だとみなされてしまう。まあ、旧社会党系と共産党系の皆さんにもぜひ見てもらって、生ぬるい頭をかちわってきてもらいたい部分もあるけど、この映画は、ただの政治ツールにしてはいけない。だから、やっぱり自衛隊反対とかいってる人は見に行かなくていいです。かといって右翼も見に行かなくていいです。普通の人に見に行ってほしい。すべからく社会人は、ポールのかっこよさを見て、ああ、ぼくは明日も同じような仕事の繰り返しかもだけど、プロとして、会社とか目の前の客とか中途半端な職業倫理なんかじゃなく、ほんとうの品格をむねに自分の仕事に向き合わなくちゃだめだなあと痛感してほしい。実践するのはむずかしくても。

自分の今の仕事が、自分が何かをつっぱってまで品格を保ちたいと思えるものかどうかは大部分の人にとっては問題で、そのジレンマが、高々「お金をもらっている以上……」とか、「人に出して恥ずかしくない……」とか、そういう職業倫理に落ち着いちゃうんだよなあと、自省を含めて感じる。

レイトショー中心だったりするから、かえって大人は見に行きやすいと思う。

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