3才半の息子のために自転車を買いました。補助輪もついていたのですが、取り付けずにさっそく公園にいきます。
気持ち下り勾配のある場所なのですが、はじめてペダルつきの自転車に挑戦して、いきなり一人で乗ることができました。我が子ながらよくやったと思います。ちなみに、この自転車の商品名は「いきなり自転車」です。先日『インターネットのカタチ』という本にからめたイベントの懇親会でこの自転車の販売会社の方と知り合い、旧モデルをゆずっていただきました。ありがとうございます。
で、まあ親バカ記事ではあるのですが、なんで3才半でいきなり自転車に乗れるのかを知りたい人はけっこういると思うので、種明かしをします。実は、彼は1才半ころからこれで遊んでました。
ペダルなしの二輪車です。一般名称としてはバランスバイクとか呼ばれています。この「ストライダー」という商品を選んだのは、Webでいろいろ調べたところ、さまざまな配慮がなされた商品であるように見受けられたからです。当時は日本の代理店が皆無だったので個人輸入しました(自転車は車両扱いで関税がかからない!)。最近は日本でもふつうに手に入るようになり、街でも見かけるようになりました。
車体がそこそこ軽いので、1才も終わりになると自分で取り回せるようになりました。足で地面を蹴って進むので1才でもよちよちながら走行を楽しめます。しかし、まがりなりにも二輪車なので、ある程度のスピードで走るには前進速度とバランスに対する感覚が必要になります。また、公道を走るからには、交差点で止まるとか、他人がいるときは飛ばさないとか、そういう交通に対する理解も培っていく必要があります。
最近ではこれくらいには乗りこなせるようになっていました。
15秒付近から両足を離して滑走しています。(個人差はあるでしょうが、たいていの子はしばらく練習すればこれくらい走れるようです。)
というわけで、3才半でいきなり補助輪なし自転車で走れたのは、このバランスバイクで養った何かのおかげではないかと推測しています。もちろんサンプル数が高々1なので推測の域は出ませんが、自分はかつて苦労して補助輪はずしの練習をした覚えもあるし、バランスバイクの影響がまったくないということはないように思います。
ただ、補助輪なしで走れるには走れるのですが、3才半だと自転車の本体が重くて取り回しがうまくできないのと、ペダルをこぎ出すための筋力が足りないようで、自力でゼロからこぎ出せるわけではありません。最初の動画のように下り勾配がある場所ならいけるのですが、そうでなければ助走が必要です。「いきなり自転車」の後ろには大人が制御するための舵取り棒がついていたので、これはたいそう助かりました。
2 件のコメント:
おー、3才半でこれはなかなかすごいですね。しかもバックパック背負ってる。
ペダルを外した自転車で練習するとすぐ乗れるようになるというのは自転車好きの間では結構知られているんじゃないかと思います。自転車に乗れない大人もこの方法でやると一日で乗れるようになるそうです。
ところでこのストライダーって意外とお手頃価格ですね。うちも早く練習させてあげたいんですが、下の2人がいるとなかなか。
子供用自転車のクランク抜いて小さいころから常用玩具にしてしまう、というのもありですかね。でも車重があると、ある程度の年齢にならないとハンドリングむずかしいか。
ストライダーは、直輸入でも同じような値段だったので、代理店かなり良心的なんじゃないかと思います。最近は、ほんとによく街でみかけます。
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