タイ料理屋でしこたまのみながら、「幸福」を定義した。
手元にメモが残っているので、思い出しつつ書き起こしておく。
「幸福」とは何かよくわからないので、まずは「幸福でない」について考えよう。
レベル1の「幸福でない」とは、幸福の軸が定まっていて、幸福の側にいない状態。
レベル2の「幸福でない」とは、レベル1の「幸福でない」を定めるすべがない状態。つまり、この場合は、レベル1における幸福の軸を見出せていない状態。
この定義から、レベルnの「幸福でない」を自然に拡張できる。
レベルnの「幸福でない」とは、レベルn-1の「幸福でない」を定めるすべがない状態だ。
で、レベルωの「幸福でない」とは何かを考えてみる。ωは最初の可算無限基数。たぶん、任意の可算基数レベルの「幸福でない」を定めるすべがない状態、なんだろうな。
ということは、ある可算基数があって、そのレベルで「幸福でない」を定めるすべがあれば、レベルωで「幸福でない」ではないといえる。「幸福でない」の逆が「幸福」とは限らないけど、まあ、「幸福になりうる」っていうくらいならいいだろう。とくに、レベル1で「幸福でない」を定めるすべがあれば、レベルωで幸福になりうる。
ここまで書いて気づいたけど、べつに無限基数まで拡張する必要なかったか。
レベル1で「幸福でない」を定めるすべがあれば、どんなレベルでも幸福になりうる。
ところで、いまうちらはレベル1の「幸福でない」を定めるすべを持っている。実際、定めることができている。したがって、うちらはどんなレベルでも幸福になりうる。
おや、なんだかあたりまえの結論じゃないか。
そんな話だったっけかなあ。これだから酔っ払いは。
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