2006/08/25

僕の仕事は書籍の編集で、編集者っていうと赤ペン片手に原稿を読んで校正記号を入れたり著者の家に原稿を取りにいったりしてる人っぽいけど、実際にはそんなことはやらない。というか、できない。ただ、まあ、そうじゃない方法ではあるけど本を作ってる。だから何も後ろめたいことはないはずなのに、業界的には「校正記号を入れる人」とか「著者に原稿催促をしまくる人」みたいな項で編集者が定義されているので、僕はどこからどう見ても編集者じゃなくなっちゃって、軽い自意識のゆらぎがおきる。

自己防衛のために、編集者(とくに技術書の編集者)を定義し直してみる。まずは直感的に思いつく技能の列挙から。

* 技術に対する感覚が技術者と乖離していない
* 書籍に対する感覚が読者と乖離していない
* 日本語に対する感覚が日本人と乖離していない
* 業務に対する感覚が他業種と乖離していない
* チームに対する感覚がチームの他のメンバーと乖離していない

というわけで、勝手ながら以下の表現をもって編集者の定義とさせていただきます。
Def
任意のAについてAに対する感覚がAの担い手と乖離していない

明日からは、この定義にのっとってがんばりたいとおもいます。よろしくお願いします。


ついでに、こうはなりたくないと思う編集者(とくに技術書の編集者)の特徴も並べてみた。あくまでも僕がなりたくないというだけで、特定のモデルがいるわけではないし、今の自分がそうではないというつもりもない。

* 一次資料と報道とうわさと広告が脳内でいっしょ
* っていうか、そもそも技術に興味がない
* 日本語なので原稿の意味はわかるような気がする
* 自社ルールとオレルールを信じている
* なによりスケジュールと手続きが大事
* はんこが好き
* 声が大きい
* キモイ
* バカ
* 左
* ●●●
* ●●●●●●●

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