風呂に入ると人生がかわる気がする。
ところでディスポーザーですよ。新築マンションを訪れる機会があって、個人的には台所がディスポーザーかどうかが気になったんだけど、違うんだって。それにしても意外だったのは、どうやらみんなディスポーザーに否定的らしいということ。GKBRの来襲が日常の恐怖の過半数を占める自分にとって、生ゴミは死活問題のひとつだ。だから、我が家では生ゴミ処理機を導入している。当然ながらナショナル製。んなことはどうでもいいか。もし大型の冷凍庫が置けるなら、凍らせるという方法もある。そういえば、たしか群馬かどっかで生ゴミ冷凍を自治体が推奨して、家庭ゴミ総量の大幅削減に成功したとかいう話もあった。で、ディスポーザーも生ゴミ処理の有力な選択肢だと思うわけですよ。もちろん前提はあって、ディスポーザーに対応した下水道が用意されていること。そうなると新築のマンションとかしか導入できないわけで、逆にいうと新築マンションのウリのひとつだと思ってたわけですよ。ブロウドバンドとか以上に。'
そこで脳裏をよぎるのは、フロンのことだ。いや、ちがう。各人の批評空間の基底のことだ。フロンについてどう考えるかは、科学に対する態度を示す踏み絵みたいなものだ。たとえば、いま、フロンのような科学的な発見に対してどういう態度を示せると想像できるか。自分はきっと、フロンのような発明が再度なされたとき、それに対して肯定的な意見を持つだろう。ここで「フロンのような発明」といっているのは、いま現在の科学的な根拠からは何ら問題を見出せないような発明という意味だ。いまじゃあ「フロン=人類の罪」的な議論になりがちだけど、いうまでもなく、開発当時の科学的見地では問題性はまったく(といっていいと思う)なかった。だって、ミッジリーは飲んだんだぜ。だれが、その極度な安定性が成層圏で問題になると想像できたか。こうもいえる。だれが、地上で安定しているフロンが成層圏で壊れることを問題視し得たか。フロンは、科学技術が問題を解決せず、むしろ増やすだけにしかならないことの教訓にはなる。それでも、みんながルソー的牧歌生活をしてるほうが健全か?
まあ、なんでもいいや。情報が多ければミスは少ない。かもしれない。
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