2004/11/15

ここ数日、寝る前にショスタコービッチの弦楽四重奏を片っ端から聴きまくっているわけだが、当り前のように切なくなってくると同時に、興奮するっていうか、おっさんも大変だったなと。もう、ひきこもりっぽくて美しすぎ。その後でピアノ協奏曲第2番を聴いたりすると、思わず笑っちゃう(本人も笑ったに違いない。当時の体制云々はおいておいたとしても)。ピアノ協奏曲については、本人自らが怪演している録音が残っているけれど(EMI)、その演奏のぶんちゃかっぷりは、熱演なんかではなかったんだろうなきっと。むしろ「さっさとこんな茶番は終わりにしたい」というあきらめだったに違いない。

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